日本人のデフォルト

2016/11/03 (木)  カテゴリー/本のご紹介

ヤマザキマリさんの言葉、
皆さん、どのように受け止めておられるでしょうか。
今日ご紹介する個所は、「いよっ!肝っ玉母ちゃん!」と言いたくなるような、
小気味の良い切れ味の言葉がたくさんありますよ~。
ぜひぜひ、ご覧下さいませ。

=======================

◆失敗に秘められた真実!? 日本人のデフォルト

――失敗を恐れる気持も若い人を中心に強いようですが、
   それにはどう対峙したらいいでしょう。

私の人生なんて失敗だらけですが、全然恐れてませんね。
「失敗、OK!」ってぐらいです。
なぜなら、失敗があったおかげで、
ものすごく自分の身となり血となったことが山のようにあるからです。
(略)
若い人を見てると、ものすごく慎重で、
石橋を叩きすぎてるように思うことがあります。
みんな物静かですしね。
人に迷惑をかけるほどエネルギーを放出する姿も見かけないし。
海外旅行にもいかないし、自分から動きたがらないとも聞きますけど、
みんな、石になりたいのかな。
危険なことはしたがらないようですね。
慎重なのはまだしも、失敗を恐れるのは、
失敗すれば自分の存在を否定されるように感じるからではないでしょうか。
世間や親から責められる以前に、
失敗した自分の価値を世間の基準に照らしてどうなるか、
先回りして考えているような気もします。
まるで自分を他人事のように扱ってるんですよね。
自分の命を守るのは自分だという、
自分への責任感が低いんじゃないかとも思います。
失敗しない人間なんか、世の中にはいません。
失敗にしてもいろんなグレードがありますから、やってナンボなんですよ。
何かに失敗することで、自分を客観的に見られる機会を
またひとつ多く獲得したんだと思えばいい。
あとには笑い話になりますから。
失敗することを恐れるあまり、
失敗への対応ができなくなってもいるんじゃないでしょうか。
大切なのは、「火を起こさなければ火事にならなくて済む」ではなく、
「火事になったらどうやって火を消すか、逃げるか」を考えることです。
(略)
自分のポテンシャルに気づいていない可能性もあると思います。
子どもの頃から先回りする親に守られて、失敗の経験値が少なく、
恐れるばかりになって石化の道へ…。
ここでも教育の問題は大きいですね。
「大学が合わないから辞めたい」と言う子どもに、
「大学だけは出ておいたほうがいい」と親が諭す場合があるじゃないですか。
しかし、倒産する企業が増え、明日のことがわからない今の時代には、
必ずしもそうとは言えないと思います。
むしろ、「辞めたい」という意思が芽生えたことに着目するほうがいいのではないか。
他にやりたいことが見つかったんなら、そちらを優先すべきですし、
もし漠然と「合わない」のなら、なぜかを話し合う。
失敗を恐れて現状にフタをするより、相談に乗る。
つまりは、子どもとコミュニケーションを重ねるタイミングなんだと思います。

=======================

私の若いころの座右の銘は、“若いうちの苦労は買ってでもしろ”でした。
もう若くはないので(笑)、今はこれが座右の銘っていうとおかしくなりますよね。
若い頃って、何度失敗しても、立ち直れる元気があります。
私もたくさん傷ついたり失敗したりしましたが、それらがすべて、
私の身となり血となり、今の私が形成されている実感があります。

ただ、一つだけ言っておきたいとすれば、
同じ失敗を何度も繰り返しておきながら、「ええ勉強になった!」と言うのは、
ちょっと違うということです。(私の身近にこういう人いるんですよね~汗)
何度失敗しても良いけれども、同じ失敗は二度としないようにしなければなりません。
「学習する」ということは、そういうことだと思います。

体力ややる気が衰えてくる中年以降は、
正直あまり失敗しない方が良いように思いますが、
若いうちはどんどん失敗して、いっぱい成長すればいいのです。

マリさんが、「『大学だけは出ておいたほうがいい』と親が諭す場合がある」と
書いておられますが、親としてはついつい、
自分の時代を基にして考える癖がありますが、
たしかに、今とは時代が違うわけですから、
親の価値観を子供に押しつけることが、必ずしも正解だとは言えないわけです。
「学歴」よりも、「失敗しても立ち直れる強さ」を身につけさせてやること、
つまり、親が子供が痛い目を見ないようにと、先に先に手を回すのを止めること。
それがきっと、大切なのだろうと思います。




更新の励みになりますので、応援クリックお願い致します!
      ↓  ↓  ↓  ↓  ↓  ↓  ↓          
   にほんブログ村 海外生活ブログ オランダ情報へ     
  オランダやヨーロッパ情報ブログのランキングです♪


ぬるま湯な環境

2016/11/08 (火)  カテゴリー/本のご紹介

ただいま、こちらの本の中から印象的だったところをご紹介しております。

とらわれない生き方 悩める日本女性のための人生指南書


皆さん、興味を持ってご覧頂いているようで、大変嬉しく思います。
今日も、なかなか良いことが書かれているところですので、是非ご覧ください。

====================

◆人間の叡智を退化させる、ぬるま湯な環境

――「仕事が忙しすぎて、すべてを犠牲にしている気がします」と、
   気分転換する余裕もないという悩みにはどう答えますか?

若い人と話していると、好き嫌いがぼんやりしているなぁと思うことがあります。
そこで感じるのは、その一番の理由は生ぬる~い環境に
ずっと入っているからなんだなということ。
熱くもなく、寒くもない、快適な環境にいると、心地悪さを味わわないと同時に、
心地いいものへのセンサーも鈍ってくるものです。
無人島で火を起こすようなサバイバル経験など、
「ここでどうやって生き残っていこうか」という場所で何日かでも過ごせば、
好き嫌いの感覚なんてバチッと取り戻せると思います。
そこまで過酷でなくても、自分の感覚や判断が頼りという状況を経験することですね。
なんの工夫もなしに何でも手に入る便利な環境は、それとは真逆。
一見快適なようで、その実、人間が持つ基本的な叡智を退化させてしまうんです。
そのような環境下で、自分の頭でものを考えない人が増えていることも気になりますね。
人間的な面白さや感覚、本能的なものが、これだけなえてしまっている国は、
ほかにないんじゃないかと思うこともあります。
リアルな経験より、指標などのデータや前例ばかり重視していると、
どんどん本能から遠い人間になる。
進化とは、研ぎ澄まされた本能を持ちながら、脳も発達している状態だと思うのですが、
どちらか一方では人間として正しい発育をしてるとは言えません。
今の日本の社会環境は、偏った発育を促すものかもしれませんね。
ぬるま湯の中にいると、自分の悩みも自分で考えなくなるんですよ。
何か不都合があると、自分で頑張るより、誰かに何とかしてもらおうとする。
しかし、第三者はあくまで第三者。あなたの悩みはあなたにしか解決できません。
もし、あなたがシベリアのツングース族の村落で暮らしていたら、
私がここで話していることも役に立ちませんから(笑)。
自らの適応力と臨機応変さで生きていかなきゃ。
最終的に人間は一人でなんとかしなければならないんです。
(略)
旅での経験もそうですが、時にはまったく関係ない本を読んでいる中に、
悩みに対する答えが出てくることがあります。
数日間でも、ネットに費やす時間のすべてを、
本を読み、映画を観ることにつぎ込んでみてください。
自分の中に蓄積されるものが増えて、ふっとしたときに自然と答えが出るようにもなる。
自分を励ます言葉や知識を自分の中にストックすれば、
仕事でも恋愛でも何でも、自分が自分の味方になってくれます。
好き嫌いのセンサーも次第に磨かれていくでしょう。
なるべく当たり障りなく、困らないように、少しの不安も湧かないように…。
そんなぬるま湯生活が、今の日本では良しとされているのかもしれません。
でも、不安や不条理さを味わわないと、人は大人になれないもんなんですよ。
嫌な気持ちになるのを排除していたら、人として健全な成長もできません。
(略)
何かがうまくいってないと感じるなら、旅に出るのでもいい、
ぬるま湯環境から一度出る行動を起こしてみてください。
自分がいる場所にずっと滞り続けてそこでやり繰りしろなんて、
だれからも指示などされていないはずなのですから。

====================

「なんの工夫もなしに何でも手に入る便利な環境は、それとは真逆」
「一見快適なようで、その実、人間が持つ基本的な叡智を退化させてしまう」
というのは、まさしく!
今のように、モノがあふれてしまっている世の中では、
人間は退化して言ってしまう気がしてなりません。

「進化とは、研ぎ澄まされた本能を持ちながら、脳も発達している状態」とありますが、
本当に、どちらも揃っていなければならないと思います。
それが偏っていたりするから、
「何か不都合があると、自分で頑張るより、誰かに何とかしてもらおうとする」人が、
増えてしまっているのでしょうね。

「数日間でも、ネットに費やす時間のすべてを、
 本を読み、映画を観ることにつぎ込んでみてください。
 自分の中に蓄積されるものが増えて、ふっとしたときに自然と答えが出るようにもなる」
とありますが、私は皆さんに読書することを強くお勧めします。
私はこの2年間で、500~600冊程度の本を読んでいますが、
本当に、読書は素晴らしいと実感しています。
あまり読書をしたことのない人は「そんな知識ばっかり増やしてどうするの?」などと、
頓珍漢な発言をしたりするのですが、読書好きの人からすれば、
読書が単に知識を増やすことにはなっていないというのは、経験として知っていること。
読書をしたり、映画を見たりすることは、ある人の人生を疑似体験することになります。
つまり、「知識を増やす」ということもありますが、「経験を増やす」ということにもなるのです。
知識として得たものを、実生活できちんと実践していくことも大切。
読書がさらに、自分自身の身となり血となっていくのです。




~~あなたのクリックが、元気の源です!~~
この2つのバナーを1回ずつ押して下さると、更新の励みになります♪
   ↓↓↓↓↓↓↓↓ 
 にほんブログ村 海外生活ブログ オランダ情報へ← オランダのブログがいっぱい!
  ← ヨーロッパのブログがたくさん

寛容であること

2016/11/13 (日)  カテゴリー/本のご紹介

今日も、ヤマザキマリさんの本からのご紹介です。
今日ご紹介するところも、海外生活経験のある方には、
すんなり理解できる内容となっています。
それでは、ご覧下さい。

==========================

◆寛容であることは、人としての優しさである

――好き嫌いがぼんやりしている一方で、
   極端な反応をするケースもままあります。
   例えば、電車で席を譲らない人を見て「なんて悪い人!」と
   速攻に結論づけ、ネットで炎上したり。
   ほかの可能性を無視して、バッシングに直結する気がします。

過剰な反応をするのは、ゆとりがないことの裏返しでもあるんですよね。
これも、日本に宗教的拘束がないことが関係している気がします。
宗教的なモラルが潜在意識下に浸透しているイタリアのような社会に生まれた人たちは、
神を信じていない人も含め、「人としてこれはやっちゃいけない」
「これが人の道だろう」という倫理観で、国民が結ばれているところがあると感じます。
ところが今の日本はそれが希薄で、みんながいつも、
何が良いか悪いかを試行錯誤している状態。
公共の場で知らない人がマナーに反した行動を取った際に、
「それ、違いますよ」とスパっと言えないのも、
社会としてのコンセンサスがないからでしょう。
相手がどう反応するかわからず、不安なんですよ。
(略)
ものを考えるということは、ものすごく広大な白黒つけられないことを抱きつつ、
いろんな可能性や解釈を突き詰めて、情報を処理していくことです。
極端な結論に速攻でたどり着く昨今のパターンは、それとは別のベクトルです。
いろいろ考えることに、エネルギーを使いたくないのかもしれませんね。
(略)
人はいっぱいいっぱいな余裕のない精神状態だと、
自分を守ることがいちばん大事になるものです、それは仕方がない。
他人を理解し、違うものを認め、肝要であろうとすることには、
エネルギーも強さも意思も必要なんです。
やはり、心の広さやゆとりなんですよね。
寛容であることは、人としての優しさにもつながると思います。

==========================

オランダに住んでいるとき、私は何度も、
「やはりベースにキリスト教が浸透している国は、違うな~」と思わされました。
これは、信仰しているしていないにかかわらず、道徳的な価値観が、
その国民に共通して根付いていると思うのです。
かつての日本には、「修身」という授業があったため、
「キリスト教」というベースとなる宗教がなくても、八百万の神への信仰であっても、
そこには何らかの国民として共通する道徳的価値観が根づいていました。
ところが敗戦後、修身の授業がなくなり、日本人の心はそれまでの価値観を否定され、
何を基準にしていいのか分からなくなって、それぞれが好き勝手な道徳観や
価値観に基づいて行動するのが当たり前になりました。

そんな歴史を経て、今を生きる私たちは「グローバル化」の波に飲み込まれ、
国内だけで戦うことは許されず、自分のペースを乱され、
情報過多の状況に身を置かざるを得ず、
皆が皆、精神的に疲弊し、余裕がなくなっているように思います。

マリさんがおっしゃるように、今の日本人には、
「心の広さやゆとり」が昔に比べると相当失われているように思います。
それは、時代の流れと言ってしまえばそうかもしれませんが、
でも、よその国では、「心の広さやゆとり」が今でもしっかり生きているわけで。

私個人的には、テレビのない生活、情報を遮断する生活は、
心穏やかになれるとても良い方法だと確信していますので、
ついついテレビを見てしまう人や、ついついスマホを触ってしまう人は、
それらを生活から一旦「断って」しまうのも良いように思います。

【参考記事】
ある企業のCEOが「9日間の完全なネット断ち」で得られたもの
情報断捨離・スマホ断ち…情報との付き合いを考える
悩めるあなたに!デジタルデトックスで、心のお掃除しよう♡




更新の励みになりますので、応援クリックお願い致します!
      ↓  ↓  ↓  ↓  ↓  ↓  ↓          
   にほんブログ村 海外生活ブログ オランダ情報へ     
  オランダやヨーロッパ情報ブログのランキングです♪


タブーなき人生

2016/11/18 (金)  カテゴリー/本のご紹介

さて今日は、とうとうヤマザキマリさんのあちらの本のご紹介、
最終回となります。
皆さんの心に残った言葉はありましたでしょうか?

====================

◆ヤマザキマリ流「タブーなき人生」

――「社会人として、これだけはやってはいけないことはありますか」
   とのお尋ねです。

自分に嘘をつかない限り、タブーはないと思って生きてますね。
社会の中で生きていくには、否が応でも、
学校や会社など、いろいろな場所で社会性を学ばされます。
それは生きるためのスキルとして必要でしょう。
最低限学ばなきゃいけないこと、
人が円滑にコミュニケーションを取るために必要なマナーなどを学習すれば、
あとは「自分、大好き!」を判断基準にしていいと思います。
繰り返すようですが、自分を人の目に映して見てはいけないんです。
(略)
自分に対してのタブーとしては、精神的な毒素をためないようにしています。
くすぶり出したら、自分なりの処方箋を投入して、とにかくデトックス。


◆人生の「タガ」はいくらでも外すことができる

苦労によって、人が輝きを増すことはあるかもしれませんね。
苦労することで免疫力がついて、細胞が活性化される。
そしてまた「頼りがいのある自分」になったと実感するわけです。
何かに依存しなければ生きていけないという弱みが、また一つなくなった。
人生は修業みたいなものですね。

====================

最低限のことさえキチンと押さえられていれば、
“「自分、大好き!」を判断基準にしていい”ですし、
“自分を人の目に映して見てはいけない”ということなんですよね。
他人からどう見られるか…ということに重点を置くのではなく、
自分が快適かどうか、そこを大切にして生きていかなくては、
断った一度の自分の人生、もったいないですよね。

“自分に対してのタブーとしては、
 精神的な毒素をためないようにしています。
 くすぶり出したら、自分なりの処方箋を投入して、とにかくデトックス”
とおっしゃっていますが、これも本当に大切だと思います。
私自身、結婚してから「死」というものと隣り合わせになってしまうまで、
精神的に追い詰められたことが何度もあります。
精神的な毒素は、身体の病気に直結していますし、
もちろん「自殺」という考えを呼び起こしてしまうようなことにもなります。
ストレス源から、物理的な距離を取る…ということは、本当に大切です。

これにて、ヤマザキマリさんの本のご紹介は終わりです。
また、新たな素敵な本をご紹介したいと思います♪




~~あなたのクリックが、元気の源です!~~
この2つのバナーを1回ずつ押して下さると、更新の励みになります♪
   ↓↓↓↓↓↓↓↓ 
 にほんブログ村 海外生活ブログ オランダ情報へ← オランダのブログがいっぱい!
  ← ヨーロッパのブログがたくさん

ああ、またしても…

2016/11/23 (水)  カテゴリー/グルメ

長いこと、本のご紹介が続きましたので、
この辺で、超お気楽食べ物ネタを久し振りに…。(笑)

何度も、このブログでご紹介しているのが、
山崎製パンの薄皮シリーズですが、今回もまた。
P1170109a.jpg
私、バナナクリームのパンには、結構弱いんですよね~。
しかもこちらは、バナナクリームにチョコクリームがダブルで!!
食べたのがまだ暑い頃だったので、定番の…
“一度冷凍してから、解凍しかかったのを”食べるパターンが、
やっぱり、とっても美味しかったです♪

そして、もう一つ。
P1170222a.jpg
秋と言えば、やっぱりこれでしょ~!!
そう、さつま芋です♪
各社がこぞって新商品を出す秋ですが、
栗とさつま芋ってのは、本当にたくさんの商品が並びます。
このスイートポテトクリームパンには、
甘露煮にされたさつま芋の角切りが入っていて、
「さつま芋、食べてる~!」という満足感も得られるし、
スイーツ食べてるという満足感も得られて、一挙両得。
来年も発売されたら、是非食べてみたいと思うPOPULAなのでした。




更新の励みになりますので、応援クリックお願い致します!
      ↓  ↓  ↓  ↓  ↓  ↓  ↓          
   にほんブログ村 海外生活ブログ オランダ情報へ     
  オランダやヨーロッパ情報ブログのランキングです♪