今心に沁みる徳川家康の名言

2011/05/25 (水)  カテゴリー/☆☆是非ご覧頂きたい記事

未曾有の大震災、そして原発事故と大きな災害に見舞われている日本。
今後はこれまでの生活を一新し、新たな価値観で生きていかなければなりません。
そんな日本で生活している私の心に訴えてくる言葉があります。
徳川家康の遺訓の中の一節。

「不自由を常と思えば不足なし」

なんだか、今の日本国民にとって大切な言葉のように感じますよね?
これから暑い夏を迎えるわけですが、全国的に節電が求められています。
これまでのような「あればあるだけ使う」ことが当たり前の生活から、
大きく価値観も生活スタイルも変えていかなければならない日本。
これまでの生活と比べると“不自由”と感じてしまうことも多いでしょう。
でも家康が言うように「不自由を常と思えば不足なし」です!
ほんと、良い言葉だな~としみじみ思います。

さて実は私、山本周五郎という作家が大好きなんです。
高校時代に「さぶ」という作品に出会って衝撃を受けて以来、
周五郎にのめりこみ、とうとう卒論は「山本周五郎研究」になってしまいました。
本当は周五郎の1つの作品についての論文にしようと思っていたのですが、
たくさんの作品を読み進めるうちに、1つの作品に絞り込めず、(汗)
作家研究の論文を書くことにしたんです。
というのも、周五郎の作品には一貫して読者に訴えかけるものがあると気付き、
周五郎が伝えたかったことは何か?ということについて、
私なりの見解を論文にまとめたのです。

周五郎について書き始めると止まらないので(笑)、本題へ。
この周五郎の座右の銘にしていたといわれるのが、実は徳川家康の言葉なんです。
先ほどご紹介した「不自由を常と思えば不足なし」と同じく、
徳川家康の遺訓の中の一節。

「人の一生は重荷を負うて遠き道を行くが如し」

「人生は長く苦しいことが多いので、不断の努力と忍耐をもって進むべきである」
この言葉をテーマに書かれたのが、周五郎の「ながい坂」という作品。
この作品は、上下巻の長編時代小説なのですが、
“人生訓”として素晴らしい影響を与えてくれる作品ですので、
まだお読みでない方は、是非一度読まれることをお勧め致します。

因みに、周五郎の作品は時代小説はもちろんですが、
“市井の庶民”を描いた短編作品にも、本当に素晴らしいものがたくさんあります。
そして、その作品の中に“名言”“格言”と呼べる心に沁みる言葉を見付けることが出来ます。
それらの言葉についても、また機会があればご紹介したいと思います。


さて最後に、今日話題にした家康の遺訓を全文ご紹介したいと思います。


           <徳川家康公遺訓>

人の一生は、重荷を負うて遠き道を行くが如し、急ぐべからず。
不自由を常と思えば不足なし、心に望み起らば困窮したるときを思い出すべし。
堪忍は無事長久の基、怒りは敵と思え。                     
勝つことばかり知りて、負けることを知らざれば、害その身に至る。
己を責めて人を責めるな、及ばざるは過ぎたるより勝れり。



本当に、素晴らしい言葉だと思います。
人間としてどうあるべきか、どのように考えて生きるべきなのか。
学ぶべきものがちりばめられている名言ですよね。
でも、本当にこの言葉を心に留めて頂きたい方には、
案外届かなかったりするんですよね。う~ん、残念…。(汗)





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