オランダ生活お役立ち情報~庶民的生活~

約1000記事にも及ぶオランダ関連記事を掲載しています。詳しくは、右の列「カテゴリ」をご覧下さい♪
Top Page › ☆☆是非ご覧頂きたい記事 › 歴史・教育 › 私、洗脳されていた?
2012-02-03 (Fri) 10:00

私、洗脳されていた?

今日は2月3日。節分です。
日本では数年前から、恵方に向かって巻き寿司を丸かぶりする…
というイベントが、全国に浸透しましたよね。
実はこの風習が広まったきっかけというのは、
私が親しくしていた大阪のとある有名食品会社の現社長のお父さんが、
昭和の時代に始められたあるイベントがきっかけなんです。

実は当時、あまり海苔が売れなかったために、
ど~ん!と大量に海苔を消費することが出来ないか…と考えられたのが、
この恵方巻の風習を復活することだったそうなんです。
このお話を食品会社の現社長から聞いたのは、今から20年ほど前。
彼(現社長)も私も、まだ大学生の頃でした。
当時は、この食品会社が設立されて間なしだったので、
大阪でもほとんど知られていなかったのですが、
今では、関西人なら誰でも知っている有名食品会社に成長しています。
お父様の商才が素晴らしいのでしょうね。

恵方巻の文化が全国的なものになるなんて、当時考えもしませんでしたが、
海苔業界にとってのバレンタインデーみたいなものですから、
1年に1度、メチャメチャ海苔が売れる日が出来て、ホクホクでしょうね。(笑)
「恵方巻」については、Wikipediaで詳しく書かれているので、
興味のある方は、見てみて下さいね。


さてそれでは、今日の本題へ。
また少し堅苦しい話になるかと思いますが、
どうしても書きたくなったので、書きたいと思います。
ただ、長くなりそうなので、短めに数回に分けてアップしますね。

自分が、「洗脳されていたのでは?」と思い始めたのは、
昨年の大震災以降、マスコミの報道姿勢に対して疑問を持ってから。
国は、情報開示すべき情報をひたすら隠し、
また、報道機関も報道すべきことを報道しなかったことにより、
私を含め多くの国民は、国とマスコミに対して、
現在、強い不信感を抱いていると思います。
“知るべき情報を知ることが出来ない”という状況下に置かれて初めて、
国やマスコミが、国民を洗脳することは簡単なのだ…とようやく気付いたのです。
もし震災や原発事故が起こらなければ、
こんな考えを持つことは、死ぬまで無かったかもしれません。

これまで私は、自分が得た情報や知識が、「間違っている」とか、
「嘘」或いは「偏っている」なんてことは、全く考えずに生きてきました。
なぜならそれらは、学校で習ったことであり、親から教えられたことであり、
公共放送番組から得られた情報や知識だからです。
しかし、自分が「正しい」と思い込んでいた情報や知識は、
ある特定の人たちによって操作された“洗脳”であったのかもしれないと、
最近思うようになってきたのです。

特に、「日本の歴史に関して、私たちは正しく教えられてきたのか?」
「私たちが持っている日本の歴史認識は、偏り過ぎていなかったのか?」
という疑問が、最近ふつふつと湧いてくるようになりました。
日本に蔓延している“自虐史観”は、本当に正しいものなのでしょうか。

「自虐史観」とは、Wikipediaによると、
「太平洋戦争後の日本の歴史学界において主流であった歴史観に、
 自国の歴史の負の部分をことさら強調し、正の部分を過小評価し、
 日本を貶める歴史観であるとの評価を持たせて、
 これを否定的に表現する場合に用いられる呼称」とあります。

さらに、「太平洋戦争での敗戦により、GHQによる統治が行われる中で、
歴史学界や学校教育の現場や、日本教職員組合に入っている教師などは、
(アメリカの)占領政策を支え、GHQに迎合するかたちで、
なぜ敗戦に至ったのかという視点から過去への反省がなされることとなり、
その過程で戦前の日本国民が共有していたすべての価値観は根底から覆され、
否定される事になった」
「『自分の国の歴史に誇りを持てない』、『昔の日本は最悪だった』、
『日本は反省と謝罪を』という意識を植え付けられ、
いわゆる戦後民主主義教育によって連合国の思うがままの誤った歴史観、
つまり自虐史観が蔓延した」とも、説明されています。

今、私が持っている“自虐史観”は、明らかに学校教育によるもの。
教科書の流れにおいても、自虐史観があったと思いますし、
高校時代には、現代社会の先生が教科書とは別に、
中国の妊婦の腹を裂く日本兵の写真を、授業中に見せたことがあります。
そのときは素直に、「日本兵が中国人妊婦に対して、ひどいことをしたのだ」
と思っていましたが、今になって考えてみると、
写真で日本兵とされている人物は、本当に日本兵だったのか?
その妊婦は、本当に中国人なのか?など、疑問が生じるのも事実。
しかし当時の私は「日本人は昔、外国の人たちをひどい目に遭わせたんだ」と、
教育という形で、自虐史観をきっちり刷り込まれてしまったように思います。
私はこれまで、なぜ“日教組問題”が取り沙汰されるのか、
ほとんどわかっていませんでしたが、GHQに始まるこれまでの歴史的な経緯を見ると、
この“日教組”が問題視されている理由が、ようやくわかりました。

先日、ロシアのラブロフ外相が、北方領土に対する主権は譲らない姿勢を示し、
韓国は、相変わらず日本の領土である竹島を不法占拠し続けており、
中国は、尖閣諸島問題で、強硬な姿勢を見せています。
このように、これまで自虐史観でがんじがらめになっているうえに、
昨年の大震災と原発事故によって、国内がてんやわんやの騒ぎをしている間に、
外国からの魔の手は、着々と日本に忍び寄って来ているのです。

昨今の日本の弱腰外交政策を見ていると、
やはり私たちはこれまでの自虐史観から解き放たれ、
正しい歴史認識を持ち、良かったことも悪かったこともきちんと受け止め、
その上で、日本に対して誇りを持ち、日本人であることへの自信を持つことが、
私たち日本人には必要なのではないか?と思うようになってきました。

皆さんにご紹介したい動画がいくつかあるのですが、
今日はまず、こちらの動画をご覧頂きたいと思います。
アムステルダム市長で、その後オランダの内務大臣に選ばれた
エドゥアルト・ヴァン・ティン(Eduard van Thijn)氏の言葉です。




これまで自虐史観によって洗脳されていたとはいえ、
尊い命を賭して戦われた先人方に対して誤解をしていたことは、
本当に申し訳なく思いますし、また感謝を捧げねば…とも思います。

日本は、すぐに「右翼」「左翼」と人を分けたがる傾向がありますが、
もちろん、私はどちらでもありません。
ただ、日本の歴史を“自虐史観”によってのみ理解するのではなく、
他方面からも、その歴史の真実を知る努力をしなければならないと、
日本に対する外国からの不穏な動きに対し、危機感を持っているということです。

まだまだお伝えしたいことがあるのですが、それはまた改めて…。





いつも応援、有難うございます!
「この記事、たくさんの人に見てもらえると良いわね!」と思って下さった方は、
次の2つのバナーを是非クリックして下さいませ。宜しくお願い致します。
   ↓↓↓↓↓↓↓↓ 
 ブログランキング・にほんブログ村へ ← オランダのブログがいっぱい!
  ← ヨーロッパのブログがたくさん!  ※どちらも別窓で開きます


関連記事
Last Modified : -0001-11-30