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2012-03-09 (Fri) 10:00

原発事故の責任は?

さて今日は、今週の月曜日に書き始めた原発に関する話題の続きです。
この前は、第8回ストレステスト意見聴取会についてお話しましたが、
今日は2月15日に開かれた「東電福島原発事故調査委員会」について。

この日は、今回の原発事故がここまで大きくなってしまった原因ともいわれる
「経産省原子力安全・保安院」と「内閣府原子力安全委員会」
それぞれのトップに対して、事情聴取が行われました。
この中で大変衝撃的な発言があり、国民は愕然としました。
短くまとめてある動画がありましたので、2本ご紹介します。






トップお二人の発言をお聞きになって、皆さんはどう思われたでしょうか?
こんな方たちに自分の命を預けていたのかと思うと、
背筋が寒くなる思いをされたのではないでしょうか。

是非、こちらの記事も併せてご覧下さい。
・ デタラメ学者と無能官僚「A級戦犯の逃げ口上」

ちなみに、原子力安全委員会委員長である班目春樹氏が、
東京大学大学院教授の頃に、原発について話されている動画がありますので、
ご紹介しておきたいと思います。これは、是非ご覧下さい。





次の動画では、原発事故発生後の原子力安全委員会の驚くべき実態がわかります。
開いた口が塞がらないかもしれませんが、どうぞご覧下さい。
先ほどご紹介した動画が、合間合間に組み込まれている編集になっています。





この度の原発事故の責任は、誰にあるのか?
今月6日、野田首相は次のように述べました。
  「政府も、事業者も、あるいは学問の世界においても、
   安全神話に浸りすぎていたということは総括として言えるだろうと思う。
   誰の責任というよりも、誰もがその痛みは、
   責任は共有しなければいけないんだろうと思う」 (※ニュース全文はこちら
これってまたしても、“誰も責任を取らない”という、日本お得意の手法ですか?

最後に、大変興味深い記事を見つけましたのでご紹介しておきます。
福島事故責任は誰にあるか、判明事実から究明
「主犯GE」フクシマの罪

未だ、原発事故が収束したなどとは全く思えず、
大きな地震が起こるたびに、新たな原発事故が起こるのではないかと不安になり、
花粉が飛散し始めたことによる放射能への不安も再び高まり、
落ち着かない日常のまま、震災から1年を迎えようとしています。

原発事故の責任は、誰にあるのか?
国や東京電力に責任があるのはもちろんですが、
原発を推進してきた中曽根康弘氏や、日本の「原子力の父」と呼ばれている
読売新聞社社主でもあった正力松太郎氏らが、そもそもの元凶だという方も…。
これまで政治に無関心で、国が原発推進で動いているのを止めようともしなかった
(一部の原発反対運動などの活動をなさっている方を除く)1955年以降、
選挙権を持っていた(る)多くの国民にも、その責任があると言えるのかもしれません。
政治に対しての「無関心」が、如何に愚かな結果を生むことになるのか…。
これまでの自分自身を振り返り、反省に立って、これからを生きなければと思います。




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