人の口に戸は立てられぬ…

2012/05/31 (木)  カテゴリー/つぶやき

「人の口に戸は立てられぬ」 

この言葉、皆さんご存知ですよね?
人の口は閉めておけないということから、
「世間の噂や評判は防ぎようがない」ということ。

噂話のネタにされた経験のある方って、
私以外にも、たくさんおられると思います。
何かのきっかけで、妬みや恨みを買ってしまって、
事実無根の噂を流された…なんてこと、
ひょっとしたら、誰でも一度や二度は、経験あるのかもしれません。

「噂話」ってのは、今お話したように、
噂を流そうとする人が、噂のネタにされる人に対して、
妬みや恨みを抱いている場合などは特に、
噂を流そうとする人にとって、都合の良いように作られた
事実無根の一方的な話ってことが割とあるようですし、
また、話の核の部分が事実であったとしても、
噂として広まる過程で、その核の話が歪曲したり、
捏造された話が付け加わったり、尾ひれが付いて、
「噂話」は最終的に、「完全な作り話」へと変化するのでしょう。

あるブログの記事で、次のようなことが書かれていました。
・しがらみやしきたり、義理人情の日本社会から離れて海外へやってきたのに、
 何故か日本人だけの世界に入ってしまうのが、日本人らしい性向。
・狭い日本人社会で話されることは、知人から聞いた話に尾ひれをつけ、
 あるいは意図的に憶測を付け加えた世間話や噂話が主流。
 当然、特定の個人がターゲットとなり、人から人に語り継がれるうちに、
 話は事実からどんどん遠のいて、「誹謗中傷」や「捏造話」となっていく。
・「誹謗中傷」や「捏造話」を創作したり、悪口雑言を話している人のうち、
 誰一人として、名を名乗って、直接噂のネタになっている人に話す人はいない。
 陰でコソコソか、匿名で自分を完全に隠してでなければ、何も語れない人たちだ。
 そのくせ、偉そうな理屈だけはつけている。
・本人のいない場所で噂話をすれば、噂話が伝わっていくうちに、
 噂話を聞いた人の主観や、感情に伴う尾ひれがくっついて、
 「誹謗中傷」になり「捏造話」へと変貌していくのは当たり前だ。
 閑を持て余してする世間話が他人を傷つけ、やがて傷つけあいに発展していく。

本当に、その通りだと思いました。素晴らしい表現力!
「あの人、結婚するんだって~♪」という、おめでたい噂ならともかく、
暇を持て余す人たちの間で広まる噂話の大半は、
噂の出所となる人が、噂のネタになる人に対して持っている、
「悪意」が潜んでいることが多いのは、皆さんご存知の通りです。

例えば、人気雑誌で読者モデルをやっている「S美さん」という人がいるとします。
この「S美さん」が、ご主人(S郎さん)の海外赴任でAAAという国へ帯同し、
そこで、S郎さんの勤務先の同僚(R男さん)の妻である、
R子さんという方と知り合いになったとしましょう。
このR子さんは子宝に恵まれ、子育てのために人生の大半を費やし、
周りからは、「(女性としては)ちょっとくたびれたお母さん」という印象を
持たれるような風貌だった場合、R子さんはS美さんに対して、
どのような感情を持つでしょうか?
R子さんは、口では「読者モデルの綺麗な人と知り合いになれて嬉しい♪」と、
S美さんに対して話すでしょうが、本心は嫉妬が渦巻くのではないでしょうか?

R子さんがお友達と話しているときに、たまたまお友達が、
「S美さんが、AAAに来てるんだって!」という話をしだしたら、
「うちの主人とS美さんのご主人は同僚だから、私はS美さんと知り合いなのよ」と、
R子さんは得意げに話すだけではなく、場合によってはS美さんを陥れようと、
S美さんの名誉を毀損するような作り話を、さも事実であるかのように話すかもしれません。
この「作り話」を聞く側のR子さんの友達は、R子さんはS美さんに会ったことがあり、
更に、ご主人同士が会社の同僚という話を聞けば、R子さんの作り話を、
「作り話」ではなく、「実話」であると信じ込んで聞いてしまうでしょう。
そして、「作り話」を「実話」として信じて疑わないお友達は、
その「R子さんによる作り話」を、次から次へとお友達に広めてしまい、
そして、その噂が好き勝手に作り変えられながら、独り歩きを始めてしまう…。

さて、今まで話をしてきたのは、一般人の口を介して広まる噂についてでしたが、
テレビや新聞、雑誌など、マスコミの世界ではどうでしょうか?
新聞やテレビのニュース番組で報道されていることは全て事実であって、
まさか、事実が歪曲されたり、捏造なんてありえない!って、思い込んでいませんか?

ここで、1つ動画をご紹介したいと思います。
NHK教育で昔放送された、「読み書きのツボ」という番組です。







番組の最後のまとめで、“「本当にそうかな」を確かめよう!”とありましたが、
人の噂にしても、テレビから流れてくるニュースや情報にしても、
それが本当のことなのかどうかを疑って聞く姿勢を持たなくては、
自分の考え方や価値観が、他人に容易に操作されてしまう可能性は否定出来ません。
お互い、気を付けたいものですね。


<参考記事>
・ プロパガンダ(情報操作)
・ トヨタ車急加速 米ABCが映像操作認める
・ 情報操作 (Wikipedia)
・ メディア・リテラシー (Wikipedia)





いつも応援、有難うございます!
この2つのバナーを1回ずつ押して下さると、更新の励みになります♪
   ↓↓↓↓↓↓↓↓ 
 ブログランキング・にほんブログ村へ ← オランダのブログがいっぱい!
  ← ヨーロッパのブログがたくさん!  ※どちらも別窓で開きます