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2012-07-14 (Sat) 20:30

失明って…(涙)

日本は今日から、3連休です。
我が家は主人の祖父の13回忌と、その妻である祖母の3回忌を
一緒にするということで、兵庫県西宮名塩まで出掛けてきました。

…で、法事の話はさておき。
昨晩、今日の準備をしていたところにかかってきた母からの電話。
母はあちこち出掛ける用事が立て込んでいた日だったので、
「今日は物凄く忙しくしていた」という報告を、私にまくし立てるように告げた後、

「あんた、えらいことやねん!お父さん、失明やで!!」

なんですと!?

何の前触れも無く、いきなり失明するとは。
あまりに唐突なこの報告に、私はバードウォッチングが趣味の父が、
また山の中で転倒し、目に木の枝か何かが刺さるような事故でも起きたのか?
…と思ったのですが、目と脳を繋ぐものが断線されたとかで失明したようです。

昨晩、緊急入院ということで、電話も早々に父と母は病院へ。
私は今日の法事から帰ってきてから、父の携帯へ電話したところ、
病院内だというのに繋がり(笑)、ある程度の事情を聞くことが出来ました。
 ※大部屋ではなく、運良く大部屋料金で個室に入っているとのこと
しかしこの電話では、詳細や専門的なことはよくわからなかったため、(汗)
来週の火曜日の手術の際に、医師から説明を聞くつもりです。

ただ、この手術は失明を治すものではなく、
MRIで見付かった、視神経を圧迫している膿を取り除くために行うもの。
「時間が経ってしまっているため、奇跡でも起きない限り、失明は免れない」
との医師の判断ですので、まあ、まず光は戻らないでしょう。(涙)
とはいえ、両目が失明したのではなく、左目だけの失明で済んだので、
“不幸中の幸い”だと思っています。
今年70歳を迎えた父、身体のあちこちにガタが来ても仕方ないのでしょう。

母が数年前から、腰の骨がすべる病気で、今のところは何とか歩けるものの、
いつかは手術をしないと歩けなくなってしまう状態なのに、
更に父までがこのようなことになり、単なる“老老介護”ということではなく、
病人と片目しか見えない夫婦が、これから老いていくのだ…ということ、
そして私が一人っ子であること…と考えると、正直前途多難な気はしますが、
家族誰もが腐ることなく、明るく前向きに生きていきたいと思っています。

とりあえず、火曜日の手術の際は、父と母の側にいられるので良かったです。
もしまだ私がオランダにいたなら、遠くからヤキモキ心配するだけで、
今の私のように付き添うことなど、出来なかったでしょうからね。
失明してしまったものは、受け入れるしかありませんから、
とりあえずは今度の手術が無事に済むことを祈り、過ごしたいと思います。




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