デルフトのシナゴーグ

2012/09/21 (金)  カテゴリー/デルフト

さて今日は、久し振りにオランダ観光ネタです!
今回は久し振りに相当の時間をかけて、
オランダ語 ⇒ 英語 ⇒ 日本語に変換しながら、
色々な資料を読み解いて記事を書きましたよ~!!
今日ご紹介するのは、デルフトのシナゴーグ。

皆さん、シナゴーグってご存知でしょうか?
ユダヤ教の会堂のことで、俗に「ユダヤ教会」と呼ばれることもあります。
現在では、祈りの場所としての役割以外に、教育や文化活動など、
ユダヤ人コミュニティーの中心的存在になっているんだそうです。

以前、このブログでアムステルダムにある「ユダヤ歴史博物館」のことを
2回に亘って記事にしましたが、この博物館は、
17世紀の4つのシナゴーグを繋ぎ合わせて造られているんですよね。
そのときに見たシナゴーグと、デルフトのシナゴーグは、随分印象が違いました。

こちらがデルフトのシナゴーグ。
P1090848a.jpg
ネオクラシック様式で造られたものです。
1798年、デルフトにはたった7名のユダヤ人しかいませんでした。
1811年頃には29人に増えましたが、その後デルフトでのユダヤ教の礼拝は、
1821年から、個人宅で行っていたそうです。
1840年になると、ユダヤ人入植者が増加したため、
ユダヤ教の会堂であるシナゴーグの建設が必要となり、
1861年10月に建築を開始、翌1862年8月に完成したのだそうです。

しかしご存知のように、ナチスによるユダヤ人迫害が始まり、
1942年には、デルフト初のユダヤ人追放が行われ、
1943年3月、全てのユダヤ人がデルフトからいなくなってしまいました。

その後、1946年9月7日、再びこのシナゴーグが清められたのですが、
メンバーが足りず、このシナゴーグを維持することが出来なかったため、
デルフト市へ売却されたんだそうです。
それから時が流れ、1996年シナゴーグデルフト財団が買戻し、
現在では礼拝が行われたり、文化イベントが行われたりしているようです。
P1090849a.jpg
ご覧のように、デルフトのシナゴーグは、こじんまりしています。
この色使い、私にとって結構印象的でした…。

恐らくこちらは、説教台。
P1090850a.jpg
刺繍が施された布が掛けられています。
真ん中に描かれているのは、「メノラ(燭台)」です。
昔からユダヤ教の象徴的存在のもので、7枝になっているのが特徴。
現在のイスラエルの国章にも描かれています。

一方、こちらは「メノラ」ではありません。
良く似ているけれど、7枝ではないでしょう?
P1090851a.jpg
こちらは、「ハヌキヤ」というそうです。
ユダヤ教の年中行事の1つ、「ハヌカ」で用いられる物だそうです。

私がこのシナゴーグを訪問したのは、「モニュメントデー」。
一般公開されていたので、ついつい入ってしまいました。
当日は入り口で、デルフトのユダヤ人の方々が楽器を演奏していたり、
結構賑わっていて、明るく元気なイメージでした。

オランダには日本とは違い、たくさんのユダヤ人の方がおられるため、
ユダヤ教のシナゴーグは、結構普通に見ることが出来ますが、
中に入るチャンスは中々ないので、こういったイベントは貴重。
皆さんも、機会があれば是非!




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