橋下共同代表の波紋を広げた発言

2013/05/17 (金)  カテゴリー/日本と日本の周辺の現状

ご存知のように、橋下日本維新の会共同代表の発言が、
大変大きな波紋を呼んでいます。
テレビでは、橋下氏の発言のごく一部のみを切り取り騒ぎ立て、
批判一辺倒の報道を繰り返しています。

そこで、今日は橋下氏の発言で問題とされている内容について、
SYNODOSさんが書き起こして下さっている、登庁時ぶら下がり取材
全文を転載させて頂き、皆さんにご紹介したいと思います。

大変長いものですので、お時間のない方は、
太字部分だけでもご覧になって下さい。


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―― 村山談話ですが、自民党の高市さんが侵略という言葉はどうかと
批判的なことをおっしゃっていましたが、
安倍首相も侵略についてはっきりと???(聞き取れず)ですが、
植民地支配と侵略をお詫びするという村山談話については。



侵略の定義については学術上きちんと定義がないことは
安倍首相が言われている通りです。

第二次世界大戦後、事後的に、国連で安保理が、
侵略かどうかを最後に判定するという枠組みが決まりましたけれども。
侵略とはなにかという定義がないことは確かなのですが、
日本は敗戦国ですから。戦争をやって負けたんですね。
そのときに戦勝国サイド、連合国サイドからすればね、
その事実というものは曲げることはできないでしょうね。
その評価についてはね。
ですから学術上さだまっていなくてもそれは敗戦の結果として
侵略だということはしっかりと受け止めなくてはいけないと思いますね。

実際に多大な苦痛と損害を周辺諸国に与えたことは間違いないですから
その事実はしっかりと受け止めなくてはならなないと思います。
その点についても反省とお詫びというものはしなくてはいけない。


またこの立場はずっと週刊朝日や朝日新聞に対して言い続けていますけども、
自らの一方当事者が「もう終わりだ、終わりだ」といって
時間を区切って終わりにすることができないんですね。

それは時間が解決する、ようは相手方がある程度納得するまでの期間、
時間的な経過が必要であることはまちがいないです。
だから、戦後60年経ったんだから、70年経ったんだから、
全部ちゃらにしてくれよってことを当事者サイドがいうことではないです。

これは第三国がね、まあアメリカや連合国の方が、
また、まあアメリカもそりゃ損害はあったんでしょうけど、
それでも第三者的な立場の国がね、
「もういいんじゃないの」っていうのは、まあそれはいいんでしょうけど。
当事者である日本サイドの方が「もう60年経ったんだから、
70年経ったんだから、もうちゃらだよ」っていうのは、
これは違うと思いますね。

ただ事実と違うことでね、我が日本国が不当に
侮辱を受けているようなことに関しては、
しっかり主張はしなくてはいけないと思っています。

だから敗戦国として受け入れなければいけない、
喧嘩っていうはそういうことですよ、負けたんですから。

だからそれは当時の為政者に重大な責任があるわけです。
負けたんだったらね、そりゃ負けたらね、そりゃいろんなことを……
我慢ならんことだってねいろいろ言われることもあるけれども、
負けたってことはそういうことなんです。
だから負けるような戦争なんかやっちゃいけないんです。
そもそも戦争なんかやっちゃいけないけれども。
だから負けたってことをすぐさま捨て去れるような、
そんな甘いものじゃないですね、けんかをやったってことは。

ただね、事実としては言うべき事は
言っていかなくちゃいけないと思っていますから。
僕は、従軍慰安婦問題だってね、慰安婦の方に対しては
優しい言葉をしっかりかけなきゃいけないし、
優しい気持ちで接しなければいけない。

意に反してそういう職業に就いたということであれば、
そのことについては配慮しなければいけませんが。

しかし、なぜ、日本の従軍慰安婦問題だけが世界的に取り上げられるかというと、
その当時、慰安婦制度っていうのは世界各国の軍は持っていたんですよ。
これはね、いいこととは言いませんけど、当時はそういうもんだったんです。
ところが、なぜ欧米の方で、日本のいわゆる慰安婦問題だけが
取り上げられたかというと、日本はレイプ国家だと。
無理矢理国を挙げてね、強制的に意に反して慰安婦を拉致してですね、
そういう職に就職業に付かせたと。


レイプ国家だというところで世界は非難してるんだっていうところを、
もっと日本人は世界にどういう風に見られているか
認識しなければいけないんです。

慰安婦制度が無かったとはいいませんし、
軍が管理していたことも間違いないです。
ただ、それは当時の世界の状況としては、
軍がそういう制度を持っていたのも厳然たる事実です。
だってそれはね、朝鮮戦争の時だって、ベトナム戦争だって
そういう制度はあったんですから、第二次世界大戦後。


でもなぜ日本のいわゆる従軍慰安婦問題だけが
世界的に取り上げられるかというと、日本は軍を使ってね、
国家としてレイプをやっていたんだというところがね、
ものすごい批判をうけているわけです。

僕はね、その点については、違うところは違うと
言っていかなければならないと思いますね。
ただ意に反して慰安婦になってしまった方はね、
それは戦争の悲劇の結果でもあるわけで、
戦争についての責任はね、我が日本国にもあるわけですから。
そのことに関しては、心情をしっかりと理解して、
優しく配慮していくことが必要だと思いますけど。
しかし、違うことは違うって言わなきゃいけませんね。


それから戦争責任の問題だって敗戦国だから、やっぱり負けたということで
受け止めなきゃいけないことはいっぱいありますけど、その当時ね、
世界の状況を見てみれば、アメリカだって欧米各国だって、
植民地政策をやっていたんです。

だからといって日本国の行為を正当化しませんけれども、
世界もそういう状況だったと。
そういう中で日本は戦争に踏み切って負けてしまった。
そこは戦勝国としてはぜったい日本のね、負けの事実、悪の事実ということは、
戦勝国としては絶対に譲れないところだろうし、
負けた以上はそこは受け入れなきゃいけないところもあるでしょうけど。

ただ、違うところは違う。
世界の状況は植民地政策をやっていて、
日本の行動だけが原因ではないかもしれないけれど、
第二次世界大戦がひとつの契機としてアジアのいろんな諸国が
独立していったというのも事実なんです。
そういうこともしっかり言うべきところは言わなきゃいけないけれども、
ただ、負けたという事実だったり、世界全体で見て、
侵略と植民政策というものが非難されて、
アジアの諸国のみなさんに多大な苦痛と損害を与えて、
お詫びと反省をしなければいけない。
その事実はしっかりと受け止めなけれないけないと思いますね。

日本の政治家のメッセージの出し方の悪いところは、
歴史問題について、謝るとこは謝って、言うべきところは言う。
こういうところができないところですね。
一方のスタンスでは、言うべきとこも言わない。
全部言われっぱなしで、すべて言われっぱなしっていうひとつの立場。
もう一つは事実全部を認めないという立場。あまりにも両極端すぎますね。

認めるところは認めて、やっぱり違うところは違う。
世界の当時の状況はどうだったのかという、近現代史をもうちょっと勉強して。
慰安婦っていうことをバーンと聞くとね、
とんでもない悪いことをやっていたと思うかもしれないけど、
当時の歴史をちょっと調べてみたらね、日本国軍だけじゃなくて、
いろんな軍で慰安婦制度ってのを活用してたわけなんです。


そりゃそうですよ、あれだけ銃弾の雨嵐のごとく飛び交う中で、
命かけてそこを走っていくときに、そりゃ精神的に高ぶっている集団、
やっぱりどこかで休息じゃないけども、そういうことをさせてあげようと思ったら、
慰安婦制度ってのは必要だということは誰だってわかるわけです。
ただそこで、日本国が欧米諸国でどういう風に見られてるかというと、
これはやっぱりね、韓国とかいろんなところの宣伝効果があって、
レイプ国家だって見られてしまっているところ。
ここが一番問題だからそこはやっぱり違うんだったら違うと。


証拠が出てきたらね、それは認めなきゃいけないけれども、
今のところ2007年の閣議決定では、
そういう証拠はない
という状況になっています。
先日、また安倍政権で新しい証拠が出てくる可能性があると閣議決定したから、
もしかすると、強制的に暴行脅迫をして
慰安婦を拉致したという証拠が出てくる可能性があると。
もしかするといいきれない状況が出てきたのかもわかりませんが、
ただ今のところ、日本政府自体が暴行脅迫をして女性を拉致したという事実は
今のところ証拠に裏付けられていませんから、
そこはしっかり言ってかなければいけないと思いますよ。

ただ意に反して慰安婦になった方に対しては、
配慮しなければいけないと思います。

認めるところは認めて、謝るところは謝って、負けた以上は潔くしないと。
自民党だって、すぐ武士精神とか武士道とかもちだすのに、
負けたのにぐちゃぐちゃいったってしょうがないですよ。
負けちゃったんですから。そこは潔く認めて。

ただ、いわれなき事実・根拠のない評価については言うべきところは言う。
世界の当時の状況はどうだったのか、それも前面に持ちだしてね。
当時植民地政策っていうものがあった。
あったんだけれども、日本は戦争して負けてしまった。
その中で損害と苦痛を与えてしまったことについて
どう評価するのかとういうことは、真摯に考えなきゃいけないし、
反省するところは反省しなければいけないと思いますね。


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皆さんもご存知のように、マスコミはある一部分だけを切り取り、
自分たちの思惑に従って編集を行い、それによって誤解を生み出し、
視聴率に繋がるような作為的な報道を行う機関です。
私たちは「木を見て森を見ず」ということのないように、
一方的な報道をそのまま受け取ることはせず、
「事実」はどうなっているのか?ということを自分で調べたうえで、
客観的に物事を判断することが必要だと思います。




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