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2013-06-15 (Sat) 15:00

平成11年11月22日の出来事

先日、このブログでご紹介した「道徳の教科書」という本の中に、
“命を捨てて大惨事を防いだ二人のパイロット”というお話が載っていました。
今日は、このお話をご紹介したいと思います。

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自分の身体を大事にして命を粗末にしないこと、
これはふだんの生活をしている場面では当然の考え方です。

ところが、たいへんな災害や事故がおきた“非常”の際には、
「自分の命を大事にする」では、
対処できない事態に直面することがあるのです。

平成十一年、航空自衛隊の飛行機が墜落(埼玉県入間川河川敷)し、
乗っていた二人のパイロットが死亡するという事故がありました。

事故の直前、飛行機の異常に気が付いたパイロットたちは、
非常脱出装置で脱出すれば助かることが可能だったそうです。

ところが、そのとき飛行機は、街の民家の上空を飛んでいました。
脱出すれば飛行機は失速して、街中に墜落して大惨事が発生する。
それがわかっていたパイロットたちは、民家のない安全な場所まで
飛行機を何とか操縦したのです。

もし彼らが、自分の命は絶対危険にさらしてはならないという
判断で脱出していたら、飛行機は街中に突っ込んで、
多くの死傷者が出ていたでしょう。

この二人のパイロットの死は、非常の場面に直面したとき、
人間は自分の命を捨ててでも大切な物を守る場合もある、
ということを教えてくれています。

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関東にお住まいの方は、この事故についてご存知かもしれませんね。
私は、お恥かしながら知りませんでした。

ご自分たちの命を顧みず、国民の命を守るため、
残されたわずかな時間を全力で闘って下さったお二人に、
心からの哀悼と敬意を表します。

この事故について、大変わかりやすくまとめて下さっている動画があります。
興味のある方は、是非ご覧下さい。




動画の埋め込みが、上手くいっていないようですので、
もしご覧になれない方は、↓ こちらをクリックしてご覧下さい。
   http://youtu.be/hG2cwv6F40Y




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