さて、今日は昨日の記事(転載)の続きです。
是非、ご覧下さい。
===============
実は、中山恭子先生は、この拉致被害者の問題があった事件の前、
ウズベキスタンでもやはり拉致被害者を取り返しています。
中山恭子先生がウズベキの特命全権大使として就任されたのは、
平成11(1999)年7月のことです。
ところがその直後の8月23日に、隣国キルギスの南西部オシェ州で
日本人の鉱山技師4人を含む7人が、
ウズベキスタンの反政府武装ゲリラグループに拉致されたのです。
反政府ゲリラは、拉致した技師たちを
隣国のカザフスタンの山中に連れ出しました。
つまりウズベキスタンの国境の向こうに被害者を拉致したのです。
中山恭子先生は、至急日本の外務省に連絡をとり、指示を仰ぎました。
すると外務省から帰ってきた答えは、
「キルギス政府に交渉を一任せよ」というものでした。
キルギスの国内で作業中に拉致されたのだから、キルギスに一任せよ。
いっけんもっともらしい理屈です。
けれど、犯人グループは、武装し、カザフスタンに逃げ込んでいるのです。
つまり、キルギス共和国の国境の外、外国にいるのです。
キルギス政府は、到底動けるものではありません。
このことはウズベキスタンも同じです。
国境の外に行かれてしまってはどうにもならない。
しかしこのままでは、拉致された鉱山技師らは、
全員命を失う危険があります。
そこで中山恭子先生がどうしたかというと、単身で、
その武装した反政府ゲリラの本拠に乗り込んだのです。
相手は、機関銃で武装しています。
そこに日本人女性が、ひとりで乗り込んだのです。
そして筋道をたてて武装ゲリラを説得し、なんと拉致された被害者全員を、
まるで無傷でカザフから連れて帰って来られたのです。
おそらく、こんなことをやってのけた女性というのは、
人類史上はじめてのことではないでしょうか。
ところがこのお話にも、まだすごいオチがついていて、
カザフから拉致被害者を連れ帰るときのことなのですが、なんと、
拉致した武装ゲリラの人たちが、中山恭子先生以下を厳重に護衛して、
ウズベクまで送り届けてくださったのです。
そして彼らは、中山恭子先生との別れを惜しんで涙を流し、笑顔で別れた。
中山恭子先生は、武装してゲリラのところに乗り込んだのではないです。
女の身で、丸腰で、ただ本気で拉致被害者を
取り返したいという思いだけで乗り込まれました。
そしてなんと、ゲリラたちまでをも、
すっかり恭子先生の虜にしてしまったのです。
これこそが日本的、人間力の凄味なのではないでしょうか。
先日、「中山恭子先生のすごい質問」という記事で、
13日、緊急に参院予算委員会で、中山恭子先生が、
質問に立たれたときの様子をご紹介させていただきました。
この日の予算委員会は、復興、エネルギー問題に関する
集中審議の場だったのですが、緊急性があるからと、
恭子先生は外交問題について、質問をされました。
すかさず自民、公明の代表から議長に向けて、
本日の趣旨と違うと形式論のクレームが議長(民主党)に入ったのですが、
なんとその議長をはじめ、議場のほぼ全員が、
恭子先生の味方になってしまいました。
これがまさに、中山恭子先生の、あるいは本来日本人が持つ、
人間力だと思うのです。すごいです。
中山恭子先生は、東大を出た後、大蔵省に入省されています。
大蔵省では、女性初の地方支分部局長として四国財務局長に就任し
約2年間を高松で過ごされています。
まさに女性官僚の草分け的存在なのですが、ひとつ中山恭子先生について、
他の女性官僚と大きく異なるのは、赴任したすべてのセクションにおいて、
いまだに中山恭子先生のおいでになった時代が、最高の仕事ができた、
最高に楽しかった、最高の時代だったと懐かしがられている点です。
人間的魅力、お人柄、そして周囲の誰もが、いつの間にか
気がついたときには、内面から善意のかたまりになってしまう。
人間のもつ力というのは、自己を鍛えることで
ここまですごいものになるのかと、つくづく関心します。
こう書くと、なんだか鉄の女のような感じがするかもしれません。
けれどそうではないのです。
実際にお会いしてみたらわかりますが、実におしとやかで、
おっとりとされていて、温和そのものの方なのです。
ところがその温和さの中に、国家観という鋼鉄の芯が一本、ピンと通っている。
===============
そんな、素敵な女性。それが、中山恭子さんなのですね。
本当に、こんな女性こそ、大和撫子だとは思われないでしょうか。
私はこれまで、緒方貞子さんくらいしか、
尊敬すべき大和撫子は思い付きませんでしたが、
この中山恭子さんも、大変素晴らしい大和撫子だと思います。
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実は、中山恭子先生は、この拉致被害者の問題があった事件の前、
ウズベキスタンでもやはり拉致被害者を取り返しています。
中山恭子先生がウズベキの特命全権大使として就任されたのは、
平成11(1999)年7月のことです。
ところがその直後の8月23日に、隣国キルギスの南西部オシェ州で
日本人の鉱山技師4人を含む7人が、
ウズベキスタンの反政府武装ゲリラグループに拉致されたのです。
反政府ゲリラは、拉致した技師たちを
隣国のカザフスタンの山中に連れ出しました。
つまりウズベキスタンの国境の向こうに被害者を拉致したのです。
中山恭子先生は、至急日本の外務省に連絡をとり、指示を仰ぎました。
すると外務省から帰ってきた答えは、
「キルギス政府に交渉を一任せよ」というものでした。
キルギスの国内で作業中に拉致されたのだから、キルギスに一任せよ。
いっけんもっともらしい理屈です。
けれど、犯人グループは、武装し、カザフスタンに逃げ込んでいるのです。
つまり、キルギス共和国の国境の外、外国にいるのです。
キルギス政府は、到底動けるものではありません。
このことはウズベキスタンも同じです。
国境の外に行かれてしまってはどうにもならない。
しかしこのままでは、拉致された鉱山技師らは、
全員命を失う危険があります。
そこで中山恭子先生がどうしたかというと、単身で、
その武装した反政府ゲリラの本拠に乗り込んだのです。
相手は、機関銃で武装しています。
そこに日本人女性が、ひとりで乗り込んだのです。
そして筋道をたてて武装ゲリラを説得し、なんと拉致された被害者全員を、
まるで無傷でカザフから連れて帰って来られたのです。
おそらく、こんなことをやってのけた女性というのは、
人類史上はじめてのことではないでしょうか。
ところがこのお話にも、まだすごいオチがついていて、
カザフから拉致被害者を連れ帰るときのことなのですが、なんと、
拉致した武装ゲリラの人たちが、中山恭子先生以下を厳重に護衛して、
ウズベクまで送り届けてくださったのです。
そして彼らは、中山恭子先生との別れを惜しんで涙を流し、笑顔で別れた。
中山恭子先生は、武装してゲリラのところに乗り込んだのではないです。
女の身で、丸腰で、ただ本気で拉致被害者を
取り返したいという思いだけで乗り込まれました。
そしてなんと、ゲリラたちまでをも、
すっかり恭子先生の虜にしてしまったのです。
これこそが日本的、人間力の凄味なのではないでしょうか。
先日、「中山恭子先生のすごい質問」という記事で、
13日、緊急に参院予算委員会で、中山恭子先生が、
質問に立たれたときの様子をご紹介させていただきました。
この日の予算委員会は、復興、エネルギー問題に関する
集中審議の場だったのですが、緊急性があるからと、
恭子先生は外交問題について、質問をされました。
すかさず自民、公明の代表から議長に向けて、
本日の趣旨と違うと形式論のクレームが議長(民主党)に入ったのですが、
なんとその議長をはじめ、議場のほぼ全員が、
恭子先生の味方になってしまいました。
これがまさに、中山恭子先生の、あるいは本来日本人が持つ、
人間力だと思うのです。すごいです。
中山恭子先生は、東大を出た後、大蔵省に入省されています。
大蔵省では、女性初の地方支分部局長として四国財務局長に就任し
約2年間を高松で過ごされています。
まさに女性官僚の草分け的存在なのですが、ひとつ中山恭子先生について、
他の女性官僚と大きく異なるのは、赴任したすべてのセクションにおいて、
いまだに中山恭子先生のおいでになった時代が、最高の仕事ができた、
最高に楽しかった、最高の時代だったと懐かしがられている点です。
人間的魅力、お人柄、そして周囲の誰もが、いつの間にか
気がついたときには、内面から善意のかたまりになってしまう。
人間のもつ力というのは、自己を鍛えることで
ここまですごいものになるのかと、つくづく関心します。
こう書くと、なんだか鉄の女のような感じがするかもしれません。
けれどそうではないのです。
実際にお会いしてみたらわかりますが、実におしとやかで、
おっとりとされていて、温和そのものの方なのです。
ところがその温和さの中に、国家観という鋼鉄の芯が一本、ピンと通っている。
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そんな、素敵な女性。それが、中山恭子さんなのですね。
本当に、こんな女性こそ、大和撫子だとは思われないでしょうか。
私はこれまで、緒方貞子さんくらいしか、
尊敬すべき大和撫子は思い付きませんでしたが、
この中山恭子さんも、大変素晴らしい大和撫子だと思います。
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Last Modified : -0001-11-30