ここのところ、書籍のご紹介が多かったので、
今日は今年の6月、久し振りに文楽を楽しんできたときのお話です。
(大阪日本橋にある、国立文楽劇場にて)
因みに文楽は、2003年にユネスコの世界無形文化遺産に指定されました。
私は高校生の頃から文楽が大好きなのですが、
これまで、主人と一緒に行ったことはありませんでした。
(主人は国語が苦手なので、恐らく義太夫さんの語りは理解できないだろうと…)
でも、「俺も行きたいんじゃ!」と言われたので、今回は一緒に。(笑)
今回は、とってもおトクな料金で鑑賞できる、
年に一度の大阪市主催、文楽デー♪

文楽鑑賞教室が行われている期間中の6月16日のみ、
なんと2300円という破格の料金で鑑賞できるのです。
しかも、座席は早い者勝ち!ということで、
なかなか良い席で見ることが出来ました~♪
今回の公演は、「日高川入相花王 渡し場の段」
「絵本太閤記 尼ヶ崎の段」で、
間に、文楽の解説(義太夫、三味線、人形について)が行われました。
文楽初心者の主人には、もってこい!(笑)
結局予想通り、主人は文楽の面白さを理解できなかったようでしたが、
私は今回の公演はもちろんのこと、その後がすっごく楽しみだったのです!
というのも、この「文楽デー」には、特別企画が♪
今回は、太夫、三味線、人形の体験ができるということで、
公演前に、自分の希望する体験の整理券を1枚もらいました。
私はもちろん、人形遣いさんのファンなので、人形体験を選択。
公演が終了し、舞台には続々と人形を持った人形遣いさんたちが登場。
これはもしや!?と思っていたら、やっぱり舞台に上がれるとのこと~!!!
これまで、客席から見上げるばかりだった文楽の舞台に上がれるなんて、
私にとっては、夢のよう~♪
(文楽初めての主人には、この有り難味が全くわからないのが残念…)

どうやら、好きな人形を触ることができるようです。

キャ~~~!!! 文楽劇場の舞台に立っちゃいました!!
25年以上文楽ファンですが、舞台に立ったのは初めて。感激です~♪
…ということで、私はまずお姫様の人形を触らせてもらったのですが、
(もちろん、しっかり技芸員さんに写真を撮ってもらいました♪)
他の人形も触らせてもらえるということで、
全部で3体の人形を、主人と一緒に触らせてもらいました。

この日、一番重かった人形。鎧を着けているのでね。
確か、7~8Kgくらいあると教えてもらいました。
人形は通常3人で操るので、一人でこのような良い形にはもてません。
後ろで、人形遣いさんが手伝って下さっているのです。

舞台におられた技芸員さんたちは、どなたも気さくな方ばかりで、
「古典芸能」だからお堅い方ばかりかと思っていましたが、
イメージがガラッと変わりました。良い方にね。

因みに、この人形も触りました。この日、一番男前の人形でした♪
で!今日のタイトルの“イケメン”はこの方!

どうですか?すっごくイケメンでしょ~!!
物凄く若いのかと思って年齢を訊いてみると、
23歳とのこと。(私のあやふやな記憶によると…ですが)
おばさん(私)は、10代かと思ってしまいましたよ~。
彼も「よく、10代に見られます」って仰っていました。
ジャニーズにいてもおかしくないほどのイケメンの彼ですが、
文楽協会のHPで名前を確認しようとしても、見付かりません。
まだ名前をもらう前の、修行中の方なのでしょうか。
因みに、文楽は「義太夫」「三味線」「人形」の三位一体の芸。
「義太夫」「三味線」は、全員舞台に立つときは顔出しですが、
人形遣いだけは、主遣い、左遣い、足遣いの3人で一体の人形を操るため、
主遣い以外は黒子で、顔を出すことはありません。
だから、今ご紹介した彼が人形遣いとして顔を出すまでには、
大体25年はかかるといわれているので、その頃にはおじさんかな?(汗)
もったいないですよね~。こんなに、良い顔しているのに。
さて、今回は文楽劇場内の写真も撮って良いということだったので、
少しご紹介したいと思います。

こちらは、舞台の両袖にある出入り口。
ここから、人形遣いの方々が登場されることが多いです。
因みに、小幕には紋のようなものがあるのですが、これは、
江戸時代の全盛期に人気を二分していた、
「竹本座」(左)と「豊竹座」(右)の紋です。
また、小幕の上にあるのは、御簾内(みすうち)といって、
舞台の下手(左)側にあるものは、笛や太鼓、鼓、鐘などでお囃子や、
その他、風や雨などの効果音を出したりする場所です。
そしてこちらは、「床」(ゆか)。

ここで、太夫さんと三味線弾きさんが、義太夫を演奏されます。
因みにこの床、幕が変わるとき、クルン!っと回転して、
次の演奏をする太夫さんと三味線弾きさんに交代するんですよ。
写真を撮った辺りから振り返ると…

客席は、こんな感じになっています。
舞台上で人間が演じる歌舞伎とは違い、
人間と比べるとやはり小さな人形が演じるので、
観客席は、753席しかありません。
さて、客席を出てロビーに行くと、

「太夫体験コーナー」と「三味線体験コーナー」が。
何と、整理券がなくても体験しても良いと言われたので、
太夫の裃を着させてもらい、太夫の見台の前に座り、記念撮影♪
私の写真は、恥ずかしいのでアップしませんよ~。(笑)

演奏や会話を楽しむ、技芸員さんたち。
ほんと、若手の皆さんは、とっても気さくなので嬉しかったです!

カメラを向けただけで、皆さん作業をしておられた手を止めて、
集まってポーズをとって下さいました♪
これにはほんと、感激しました!! 有難うございました!
今回、人形遣いさんだけではなく、太夫さんや三味線弾きさんの中にも、
「イケメン」が多くて、ビックリしました!
これからは、お顔もしっかり拝見しなくては…。(笑)
いやいや、料金が安い上に、嬉しい体験も色々させてもらって、
本当におトクな「文楽デー」でした♪
私にとっては、2度目の文楽デーだったのですが、
前回は抽選だったし、座席も選べなかったので、
今回の文楽デーは、本当に大満足でした♪
まだ文楽をご覧になったことのない皆様、
是非1度、日本が世界に誇る世界遺産を、鑑賞してみて下さいね!
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今日は今年の6月、久し振りに文楽を楽しんできたときのお話です。
(大阪日本橋にある、国立文楽劇場にて)
因みに文楽は、2003年にユネスコの世界無形文化遺産に指定されました。
私は高校生の頃から文楽が大好きなのですが、
これまで、主人と一緒に行ったことはありませんでした。
(主人は国語が苦手なので、恐らく義太夫さんの語りは理解できないだろうと…)
でも、「俺も行きたいんじゃ!」と言われたので、今回は一緒に。(笑)
今回は、とってもおトクな料金で鑑賞できる、
年に一度の大阪市主催、文楽デー♪

文楽鑑賞教室が行われている期間中の6月16日のみ、
なんと2300円という破格の料金で鑑賞できるのです。
しかも、座席は早い者勝ち!ということで、
なかなか良い席で見ることが出来ました~♪
今回の公演は、「日高川入相花王 渡し場の段」
「絵本太閤記 尼ヶ崎の段」で、
間に、文楽の解説(義太夫、三味線、人形について)が行われました。
文楽初心者の主人には、もってこい!(笑)
結局予想通り、主人は文楽の面白さを理解できなかったようでしたが、
私は今回の公演はもちろんのこと、その後がすっごく楽しみだったのです!
というのも、この「文楽デー」には、特別企画が♪
今回は、太夫、三味線、人形の体験ができるということで、
公演前に、自分の希望する体験の整理券を1枚もらいました。
私はもちろん、人形遣いさんのファンなので、人形体験を選択。
公演が終了し、舞台には続々と人形を持った人形遣いさんたちが登場。
これはもしや!?と思っていたら、やっぱり舞台に上がれるとのこと~!!!
これまで、客席から見上げるばかりだった文楽の舞台に上がれるなんて、
私にとっては、夢のよう~♪
(文楽初めての主人には、この有り難味が全くわからないのが残念…)

どうやら、好きな人形を触ることができるようです。

キャ~~~!!! 文楽劇場の舞台に立っちゃいました!!
25年以上文楽ファンですが、舞台に立ったのは初めて。感激です~♪
…ということで、私はまずお姫様の人形を触らせてもらったのですが、
(もちろん、しっかり技芸員さんに写真を撮ってもらいました♪)
他の人形も触らせてもらえるということで、
全部で3体の人形を、主人と一緒に触らせてもらいました。

この日、一番重かった人形。鎧を着けているのでね。
確か、7~8Kgくらいあると教えてもらいました。
人形は通常3人で操るので、一人でこのような良い形にはもてません。
後ろで、人形遣いさんが手伝って下さっているのです。

舞台におられた技芸員さんたちは、どなたも気さくな方ばかりで、
「古典芸能」だからお堅い方ばかりかと思っていましたが、
イメージがガラッと変わりました。良い方にね。

因みに、この人形も触りました。この日、一番男前の人形でした♪
で!今日のタイトルの“イケメン”はこの方!

どうですか?すっごくイケメンでしょ~!!
物凄く若いのかと思って年齢を訊いてみると、
23歳とのこと。(私のあやふやな記憶によると…ですが)
おばさん(私)は、10代かと思ってしまいましたよ~。
彼も「よく、10代に見られます」って仰っていました。
ジャニーズにいてもおかしくないほどのイケメンの彼ですが、
文楽協会のHPで名前を確認しようとしても、見付かりません。
まだ名前をもらう前の、修行中の方なのでしょうか。
因みに、文楽は「義太夫」「三味線」「人形」の三位一体の芸。
「義太夫」「三味線」は、全員舞台に立つときは顔出しですが、
人形遣いだけは、主遣い、左遣い、足遣いの3人で一体の人形を操るため、
主遣い以外は黒子で、顔を出すことはありません。
だから、今ご紹介した彼が人形遣いとして顔を出すまでには、
大体25年はかかるといわれているので、その頃にはおじさんかな?(汗)
もったいないですよね~。こんなに、良い顔しているのに。
さて、今回は文楽劇場内の写真も撮って良いということだったので、
少しご紹介したいと思います。

こちらは、舞台の両袖にある出入り口。
ここから、人形遣いの方々が登場されることが多いです。
因みに、小幕には紋のようなものがあるのですが、これは、
江戸時代の全盛期に人気を二分していた、
「竹本座」(左)と「豊竹座」(右)の紋です。
また、小幕の上にあるのは、御簾内(みすうち)といって、
舞台の下手(左)側にあるものは、笛や太鼓、鼓、鐘などでお囃子や、
その他、風や雨などの効果音を出したりする場所です。
そしてこちらは、「床」(ゆか)。

ここで、太夫さんと三味線弾きさんが、義太夫を演奏されます。
因みにこの床、幕が変わるとき、クルン!っと回転して、
次の演奏をする太夫さんと三味線弾きさんに交代するんですよ。
写真を撮った辺りから振り返ると…

客席は、こんな感じになっています。
舞台上で人間が演じる歌舞伎とは違い、
人間と比べるとやはり小さな人形が演じるので、
観客席は、753席しかありません。
さて、客席を出てロビーに行くと、

「太夫体験コーナー」と「三味線体験コーナー」が。
何と、整理券がなくても体験しても良いと言われたので、
太夫の裃を着させてもらい、太夫の見台の前に座り、記念撮影♪
私の写真は、恥ずかしいのでアップしませんよ~。(笑)

演奏や会話を楽しむ、技芸員さんたち。
ほんと、若手の皆さんは、とっても気さくなので嬉しかったです!

カメラを向けただけで、皆さん作業をしておられた手を止めて、
集まってポーズをとって下さいました♪
これにはほんと、感激しました!! 有難うございました!
今回、人形遣いさんだけではなく、太夫さんや三味線弾きさんの中にも、
「イケメン」が多くて、ビックリしました!
これからは、お顔もしっかり拝見しなくては…。(笑)
いやいや、料金が安い上に、嬉しい体験も色々させてもらって、
本当におトクな「文楽デー」でした♪
私にとっては、2度目の文楽デーだったのですが、
前回は抽選だったし、座席も選べなかったので、
今回の文楽デーは、本当に大満足でした♪
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