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2013-08-17 (Sat) 19:15

日本語に息づく“和の心”

さて今日は、竹田恒泰さんのご著書、
日本はなぜ世界でいちばん人気があるのか」、
第三章「勿体ない ~日本語には原始日本から継承されてきた
“和の心”が宿る」から、一部をご紹介します。

============ (引用開始)

日本人は日常生活の多くの場面で「もったいない」といいながら、
物のありがたさに感謝して大切に使い、資源の消費を抑え、
不要な物も使い回し、資源を再利用し、そして壊れても直して使ってきた。
そしてそれが美徳であると称えてきたのだ。
自然の摂理に適う物は美しいものである。
この感覚は、大自然を正しく畏れ、利用し、そして調和を図ってきた日本人の
伝統的価値観から派生した、日本人の心の在り方である。

ーーーーーーーーー

日本人は古より万物に神霊が宿り、
人は大自然の恵みにより生かされていると考えてきた。
それが自然への感謝の気持ちとなり、
「もったいない」という感覚を持つことにつながった。

ーーーーーーーーー

ところが本家本元である現代日本人は、個人主義や拝金主義の垢にまみれ、
日本社会は「もったいない」とは程遠い社会になってしまった。
「もったいない」のほんとうの価値を見出して実践しているのは、
むしろ欧米人なのかもしれない。

ーーーーーーーーー
ーーーーーーーーー

「いただきます」とは「あなたの命を頂きます」という意味であり、
食材そのものに対する感謝の気持ちを表す言葉であるから、
キリスト教徒が神に食事を感謝するのとも性質が異なる。
日本人の伝統的価値観によれば、食事とは、
あなたの命を私の命に換えさせていただく、いわば命を交換する儀式なのである。
人は生きていくうえで、毎日命を摂取しつづけなければならない。
人は自分の力で生きているのではなく、
大自然の恵みを頂きながら生かされているのである。

一方「ごちそうさま」は「ご馳走様」と書くことからも分かるように、
食事を作ってくれた人と食材を生産した人に対する感謝の言葉である。

ーーーーーーーーー
ーーーーーーーーー

文字を持たなかった日本人の先祖は、
和語を表記する方法として漢字を採り入れた。
しかし、先祖たちは監事に複数の読みを与えて活用し、
多くの和製漢字と和製漢語を作って、逆に中国に大量に輸出してきた。

中国に於ける和製漢語研究者の王彬彬氏は論文
「現代漢語中的日語"外来語"問題」(現代漢語のなかの日本語“外来語”問題)
で次のように述べる(いずれも筆者訳)。

現代中国語のなかで日本語から借用した外来語の数は驚くほど多く、
統計的に、我々が今日使用している社会科学、人文科学方面の用語の
およそ七割は日本から輸入したものである。
これらは全て日本人が西洋の語彙を翻訳したもので、
これを中国が導入して中国語のなかに深く根を下ろした。

我々が使っている西洋の概念は基本的に日本人が
我々に代わって翻訳したものである。
中国と西洋の間には、永遠に日本が横たわっている。


日本は幕末から明治期にかけて、西洋文化を輸入するため、
西洋の書物を翻訳するにあたり、夥しい数の和製漢語を作った。
そして、それらは中国の留学生らにより中国に持ち帰られ、
そのまま中国語として使われるようになったのである。

============ (引用終わり)

今日は、第三章からご紹介しましたが、
世界でも評価された「Mottainai」という素晴らしい言葉が、
日本語にはあるんですよね。
でも竹田さんが仰るように、この精神は現代日本においてより、
欧米…というか、オランダで生活しているとき、
オランダの方が根付いているのではないかと感じました。
在蘭経験のある方は、同様にお感じではないでしょうか。

それから、「いただきます」と「ごちそうさま」のお話も、
日本人としては、きちんと知っておきたいと思えるものですよね。

そして、漢字のお話。
これも、意外に思われた方も多いのでは?
現代中国語の中には、日本人が作った和製漢語がたくさん浸透しているなんて、
日本人の応用力、開発力、発展力の素晴らしさを感じますよね!

この章でも、日本人の精神について、
また日本語の素晴らしさについて、学ぶことができました。
でもまだもう少しご紹介したい箇所がありますので、
最後にもう1回だけ、この本について記事を書きたいと思います。




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