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2014-01-23 (Thu) 11:00

噂話

さて今日も、予告どおり、
曽野綾子さんの著書『「いい人」をやめると楽になる』から、
気になった箇所を少しご紹介したいと思います。

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いずれにせよ、正しく相手の言ったことを記憶するなどということ、
正しくその時の状況を把握するなどということ、
正しく他人の心理を理解するなどということは、
ほとんど不可能と思ったほうがいい。

だから、俳優さんやタレントの、主としてお噂話を主体とした
女性週刊誌などを熱心に読んで、「誰それさんは、こうなんですって」など
架空の出来事に対して憤慨したり、喜んだりしている女性を見ると、
私は女が男と同じ能力を持つことを示すためには、
まずこの手のむだな情熱に時間を費やすことと、
世間を簡単に信じるその善良さを追放しなければならない、と思いそうになる。
ものの本質を見抜くこと、甘くない現実を認識することは、
疑いの精神から発するのである。

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我々が他人の言葉を記憶したという自信ほど、当てにならないものはない。
微妙にニュアンスが違って記憶され、
その言葉を口にした人が驚くほど違った意味で解釈され、固定される場合が多い。
だから「あなたはこう言ったそうですね」などと言われると、
「ああ、言ったよ」と言う人より
「そんなこと言わなかったよ」と反論する人のほうが多いのだ。


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私も在蘭中、根も葉もない噂をたくさん流され、
本気で「名誉毀損で訴えてやろうか!!」と思うほど、(笑)
傷付けられことがあります。
所詮、人の噂話ってものは、これほど「真実」とはかけ離れた、
いわば「作り話」「架空の話」なわけで、信じるに足りない話だということを、
噂話を耳にした私たちが理解しておかなければなりませんね。

曽野綾子さんが書かれているように、
「女が男と同じ能力を持つことを示すためには、
 まずこの手のむだな情熱に時間を費やすことと、
 世間を簡単に信じるその善良さを追放しなければならない」というお考えに、
私も激しく同意してしまいます…。


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勝気で、他人が少しでも自分より秀でていることを許せない人は、
自分の足場を持たない人である。
だからいちいち自分と他人を比べて、少しでも相手の優位を認めない、
という頑なな姿勢を取ることになる。

人間は誰でも、自分の専門の分野を持つことである。小さなことでいい。
自分はそれによって、社会に貢献できるという実感と自信と楽しさを持つことだ。

そうすれば、不正確で取るに足らない人間社会の順位など、気にならなくなる。
威張ることもしなくなるし、完全な平等などという
幼稚な要求を本気になって口にすることもなくなる。

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親しい友人に出すのは別として、私は少し難しいニュアンスを含んだ手紙は、
書いたその日のうちには出さないようにしている。
ことにいっきに書いた手紙などというものは、ラブレターだろうが、
窮状を訴える手紙だろうが、抗議の手紙だろうが、
感情がもろに出て居すぎて、危なくてしかたがないから、
やはり一定の時間をおいて、よく読み直してから出すのである。
すると必ず細かい部分でもう少し柔らかく、とか、
この文章はどうも自信ありげでいけない、とかさまざまな傷が見えて来る。
それをていねいに修正する時間を取らなければならない。

軽佻浮薄にものを言っているという姿勢がはっきりしている場合なら、
どんなばかなことを言ってもいい。
しかしそれ以外の場所で、私は自分の言動に
自信のあるようなことを言うのが好きではなかった。
断定すると、後で困ったことになるからであった。


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このブログを、長期間読んで下さっている方はご存知だと思いますが、
私は本帰国直後、R子さん(仮名)とそのご主人から、
ある程度先方が保持している「力」を利用された“イジメ”というか、
“嫌がらせ”に遭い、長期間に亘り精神的に追い詰められました。

そのR子さんが、まさにこの曽野綾子さんが書かれている言葉と、
凄くリンクしていたので、ついつい思い出してしまいました。

それは、R子さんが、恐らくご自身が今ご覧になったら、
顔から火が出そうなほど恥ずかしい思いをされるような、
そのときの感情がもろに出た、冷静さを完全に欠いた、
“人間の愚かさ”が感じられるメールを、私に送ってこられたから…。
(R子さんが愚かな人間だということではありませんよ。
 人間そのものが、誰しも“愚かさ”を持っているということです)
感情の赴くままに書いた文章というのは、本当に危険です。(汗)
一度送ってしまうと、もう取り消せませんからね。

私は当時、R子さんのメールを拝見し、
「私は絶対に、こんな感情のままに書いた酷いメールを、
 誰にも出さないようにしなければ…」と思わされたため、
曽野綾子さんが仰っているように、一定の時間をおいて、よく読み直して、
必要があれば柔らかい表現にするなどの修正を加えてから出すようにしています。
感情のままに書きなぐった手紙やメールは、決して良い結果を生みませんよね。
「人の振り見て我が振り直せ」との教訓を思い出すことができれば、
自分が人として成長する糧になります。

こんなブログ記事もありました。 ⇒ 「メールは怖いですね」(※ リンクしています)


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匿名批評をしたり、デモのとき覆面をしたりするというのは、
自分の言行の結果を引き受けない、という逃げの意思表示である。
それは無責任な暴徒の心理と同じである。
こういう態度は、その人の基本的な生きる姿勢に深く影響を及ぼすから。
私は自分の子供に、匿名でものを言う人になって欲しくない、と願ったのである。

もっともたった一つ、匿名が別な意味を持って麗しくなり得るケースがある。
それは、匿名で人を褒めるときである。
だから、私がやってもいいと思うのは、けなす時は署名入りで、
褒めるときは匿名で、という形をとることである。


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これ、ブログのコメントでもいえることですよね。
共感や応援などのコメントの場合は、曽野綾子さんが仰るように、
匿名のままで何の問題もないわけですが、
一方的な批判や誹謗中傷コメントなどの場合は、
匿名での投稿というのは、とても卑怯に感じられます。

私はこれまで、たくさんのブログを拝見してきましたが、
基本的には、共感できる場合のみ、コメントをするようにしてきました。
批判したくなるようなブログの記事の場合は、そもそもコメントなんてしません。
会ったこともない相手に対して、ただ嫌な思いをさせるだけのコメントに、
何の意味もないと考えるからです。

皆さんは、どのような感想を持たれたでしょうか?




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Last Modified : 2015-04-13