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2014-03-15 (Sat) 09:00

教育の成果

今年の冬は本当に寒かった日本ですが、
ようやく、春めいた日が多くなってきました。
私の大好きな春の匂い花、沈丁花もようやく咲き始めました♪
花粉症で、マスクが手放せない時期ですが、
沈丁花を見つけたときだけマスクを外し、
その清々しい香りを嗅ぎまくって、春を感じております。(笑)

さて、今日も「なぜ日本人は成熟できないのか」から、
ドイツの教育についての一説をご紹介したいと思います。
日本人には、とても参考になるのではないでしょうか。

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第3章 人間をつくらない学校と社会 より
<対話・討論・話術の教育の成果>

日本人は、単一思考なんですね。
教育の中に討論の場がないというのも、それを助長していると思います。
ドイツの場合、いくらペーパーテストがよくても、
自分の意見をはっきりと人前で言えなければ、マイナスにされる。
これは、人格育成のために「対話・討論・話術」を重視しているからで、
小学校低学年の「お話の仕方」に始まり、
上級学校へ進むと「弁論法」というレトリックを学習する。
他の学科でも教師は「対話・討論・話術」形式を授業に採り入れ、
子どもに備わっている計り知れない独創力を引き出すことに力を注いでいる。
当然、どの教材にもこの方式が採用され、試験にもついて回ります。

(中略)

この「対話・討論・話術」を重視する国民教育が、
戦後のドイツにとって、多大な貢献をもたらしたことは疑う余地がありません。
マルクス・レーニン主義のイデオロギーに凝り固まった厚い「壁」に遮られて、
東西の往復もままならない中で、かの国と対峙していくには、
相手を説得する話術、弁論術はなくてはならなかった。

また、東西両陣営の二極対立の最前線にあって、同一民族同士の戦争を回避するには、
何よりも洗練された言葉によって巧みに相手を論破するテクニックを必要としたのです。
東側はまさに、こういえばああいう、ああいえばこういう、屁理屈のオンパレードでした。
しかし西ドイツは、それに振り回されることなく毅然としていた。
その最大の秘訣は何か? 対話術でした。
論争を恐れず、主張するべきところは主張して徹底的に討ち合う。
そうすることで、妥協と調停の道を探ってきたのです。

(中略)

ドイツでは、大統領であれ首相であれ文部科学大臣であれ、
式典での挨拶や演説は一冊の本にして攻勢に残せるくらいすばらしい内容です。

ところが、日本は首相も閣僚もまるで下手。
成人式に参加した若者たちが暴れるというのも、若者だけではなく、
祝辞を述べる大人たちにも責任がある。
そんなところで、票集めのためのつまらない話をする政治家が多すぎる。
なぜ、自分の若い頃の体験談を絡めて、
次の世代を担う大人になれというメッセージを送れないのか。
国会の答弁にしても、実に退屈です。また周りも、人の話を聞いていない。
ドイツの国会では、たとえどんなに反論があろうとも
人が答弁している間は黙って耳を傾けている。
日本の議員はやたら大声を張り上げて、
聞くのも恥ずかしい野次を飛ばして平然としている。
そんな人が、成人式で若者に「君たち、静かにしてオレの話を聞け」と
注意してみたところで、聞くわけがありません。
まず大人が、いいお手本を示すべきですよ。

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確かに日本人は概して、「弁論法」の能力は低いように思えます。
こんな技術、私たちは学校では教わりませんでしたものね。
でもドイツでは、こういった技術を全ての人が学んでいるとは。
日本人がドイツから学ぶべきことは、まだまだ多いといえるのでしょうね。




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