昨晩、大阪は結構冷え込みました。
まあ、こうやって少しずつ温かく(暑く?)なっていくのでしょうけどね。
先々週から、口唇ヘルペスに悩まされていたわたくし。
下唇のヘルペスがようやく治った♪ と喜んだのも束の間、
昨晩から、上唇にヘルペスが~~~~!!(涙)
オランダにいた時にもよくなりましたが、
ここ最近、ストレスがひどい生活が続いているもので、
なかなか治ってはくれませぬ…。え~~ん!汚い唇、嫌だよ~!!
帰国後、病院で処方してもらった塗り薬と飲み薬で、
なんとか対応しておりますが、なかなか上手くいきませぬ。
さて今日は、ちょっと間が空きましたが、
曽野綾子さんとクライン孝子さんの共著、

こちらの本から、印象的だった箇所を再びご紹介します。
===========
第5章 与えることが大人への道 より
<ドイツのNGOは国を動かす> クライン孝子
ドイツにおけるボランティア活動ですが、その特徴は、
国や州、地方自治体が積極的に手を貸していることです。
政府や地方自治体は活動がスムーズに行えるよう、
日本の憲法に当たる基本法に「信教の自由」と
「学校教育における宗教教育の導入」を明記した上で、
キリスト教を宗教教育の中心にして、
幼稚園からキリスト教的博愛主義を説き、
奉仕精神を植えつけるように努めています。
実際に活動の要になっているのは、教会です。
ドイツ政府は、キリスト教徒に限り、
教会税として所得税の約10%を徴収している。
教会はその豊富かつ確実な財源をもとに教会活動を行い、
その多くをボランティア活動のために支出しているのです。
そして国と教会が一体となり、ボランティアの実施機関
「連邦ボランティア社会福祉事業団」を中央に設置し、
「社会福祉事業団」「ドイツ・カリタス連盟」「ドイツ赤十字社」
「ドイツ・プロテスタント教会救済事業団」
「中央ドイツ・ユダヤ人社会福祉連盟」の6つの機関を設けている。
さらにその傘下には、ホームレス救済、精神障害者、
身体障害者、孤児、女性救済といった多くの救済機関を置いて、
それらを国の隅々まで網の目のように張り巡らせ、
きめの細かい活動を行っています。
(略)
また、ドイツのボランティアは、
最終的には国民の税金でまかなっているという見地から、
政府に対してかなり強い発言権を持っている。
時には、彼らが国を動かしてしまうこともあります。
(以下、略)
===========
この箇所では、
「ドイツにおけるボランティア活動ですが、その特徴は、
国や州、地方自治体が積極的に手を貸している」
「日本の憲法に当たる基本法に『信教の自由』と
『学校教育における宗教教育の導入』を明記した上で、
キリスト教を宗教教育の中心にして、
幼稚園からキリスト教的博愛主義を説き、
奉仕精神を植えつけるように努めています」
というところが、特に印象に残りました。
日本では、NPOもボランティア団体も、
正直、国や自治体との連携があまり上手くいっているようには思えません。
また、力関係で言えば、やはりこれらの団体は日本では力が弱い。
オランダでもドイツ同様、こういった団体が、国や自治体と対等の立場で連携し、
高齢者福祉を初め、様々な活動を行っているのはご存知の通りです。
日本も、戦後教育を反省し、やはり「人間教育」に重きを置いて、
ドイツやオランダのように、「本当の意味での弱者救済」ができる国民を、
育てる必要があるのではないかと思わされました。
皆さんは、どのようにお感じになられたでしょうか。
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まあ、こうやって少しずつ温かく(暑く?)なっていくのでしょうけどね。
先々週から、口唇ヘルペスに悩まされていたわたくし。
下唇のヘルペスがようやく治った♪ と喜んだのも束の間、
昨晩から、上唇にヘルペスが~~~~!!(涙)
オランダにいた時にもよくなりましたが、
ここ最近、ストレスがひどい生活が続いているもので、
なかなか治ってはくれませぬ…。え~~ん!汚い唇、嫌だよ~!!
帰国後、病院で処方してもらった塗り薬と飲み薬で、
なんとか対応しておりますが、なかなか上手くいきませぬ。
さて今日は、ちょっと間が空きましたが、
曽野綾子さんとクライン孝子さんの共著、
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こちらの本から、印象的だった箇所を再びご紹介します。
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第5章 与えることが大人への道 より
<ドイツのNGOは国を動かす> クライン孝子
ドイツにおけるボランティア活動ですが、その特徴は、
国や州、地方自治体が積極的に手を貸していることです。
政府や地方自治体は活動がスムーズに行えるよう、
日本の憲法に当たる基本法に「信教の自由」と
「学校教育における宗教教育の導入」を明記した上で、
キリスト教を宗教教育の中心にして、
幼稚園からキリスト教的博愛主義を説き、
奉仕精神を植えつけるように努めています。
実際に活動の要になっているのは、教会です。
ドイツ政府は、キリスト教徒に限り、
教会税として所得税の約10%を徴収している。
教会はその豊富かつ確実な財源をもとに教会活動を行い、
その多くをボランティア活動のために支出しているのです。
そして国と教会が一体となり、ボランティアの実施機関
「連邦ボランティア社会福祉事業団」を中央に設置し、
「社会福祉事業団」「ドイツ・カリタス連盟」「ドイツ赤十字社」
「ドイツ・プロテスタント教会救済事業団」
「中央ドイツ・ユダヤ人社会福祉連盟」の6つの機関を設けている。
さらにその傘下には、ホームレス救済、精神障害者、
身体障害者、孤児、女性救済といった多くの救済機関を置いて、
それらを国の隅々まで網の目のように張り巡らせ、
きめの細かい活動を行っています。
(略)
また、ドイツのボランティアは、
最終的には国民の税金でまかなっているという見地から、
政府に対してかなり強い発言権を持っている。
時には、彼らが国を動かしてしまうこともあります。
(以下、略)
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この箇所では、
「ドイツにおけるボランティア活動ですが、その特徴は、
国や州、地方自治体が積極的に手を貸している」
「日本の憲法に当たる基本法に『信教の自由』と
『学校教育における宗教教育の導入』を明記した上で、
キリスト教を宗教教育の中心にして、
幼稚園からキリスト教的博愛主義を説き、
奉仕精神を植えつけるように努めています」
というところが、特に印象に残りました。
日本では、NPOもボランティア団体も、
正直、国や自治体との連携があまり上手くいっているようには思えません。
また、力関係で言えば、やはりこれらの団体は日本では力が弱い。
オランダでもドイツ同様、こういった団体が、国や自治体と対等の立場で連携し、
高齢者福祉を初め、様々な活動を行っているのはご存知の通りです。
日本も、戦後教育を反省し、やはり「人間教育」に重きを置いて、
ドイツやオランダのように、「本当の意味での弱者救済」ができる国民を、
育てる必要があるのではないかと思わされました。
皆さんは、どのようにお感じになられたでしょうか。
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Last Modified : 2015-04-13