今日は、テレビにもよく出演しておられる、
姫野友美医師が書かれた本をこの前読んだので、
ちょっとご紹介したいと思います。

女性の行動に対して疑問を持っている男性向けに書かれた本なのですが、
女性脳と男性脳の違いについて書かれていて、なかなか面白かったですよ。
それではいつものように、印象的だったところをご紹介しましょう。
===============
1 女はなぜ、突然怒り出したり、泣き出したりするのか?
◆女の脳は感情の通路が太い
間脳に「前交連」という左右の脳をつなぐ連絡回線があるが、
これは言ってみれば、「感情の連絡通路」。
主に「好き・嫌い、快・不快、怒り、恐怖」などの感情成分を
情報として交換しているところだ。
この前交連が、おんなのほうが男より太いのである。
言わば、おんなの脳は、感情の通路が太くできているのだ。
通路が太いと、感情に関する多くの情報をいっぺんに流すことができる。
そして、そのために女は一般的に感情表現が豊かで、
情緒的にも濃やかな対応をとることができる。
☆「洪水」に対する備えは?
情報が錯綜して処理能力の限界を超えると、連絡回線がショートしてしまい、
感情がいっぺんにあふれ出してしまう。
このような感情の洪水に見舞われているとき、
おんなはいろいろな気持ちがいっせいに押し寄せてきて、
怒っていいのか、笑っていいのか、それとも泣けばいいのか、
どの感情をとったらいいのか自分でも皆目わからなくなる。
これは一種のパニック状態だといっていい。
だから、もし妻や彼女、おんなの部下などがこのような状態に陥ったら、
あなたはヘタに刺激せずに放っておいた方がいい。
おんなの繰り出すワケのわからない言葉に対して
あなたが不満を表したり怒ったりしようものなら火に油。
ますますおんなはパニックになってしまう。
~~~~
2 女はなぜ、喫茶店で2時間もしゃべり続けられるのか?
☆脳の「連絡のよさ」の違い
よくおんなの脳は言語能力が発達しているといわれる。
これは、男がおもに左脳だけで言葉を操るのに対し、
おんなは左脳と右脳の両方を使って言葉を操っているからだ。
男の脳とおんなの脳で構造上もっとも大きく違っている点は、
「脳梁」という左右の脳をつなぐ連絡橋の太さだ。
おんなの脳はこの連絡橋が男より太くできているために左右の脳の連絡がよく、
言語情報をはじめとしたより多くの情報を次から次へと流せるようになっている。
つまり、脳が次から次へとポンポンと言葉を発することができるようになっているのだ。
☆おんなの脳にとってはしゃべること自体が快感
男にとっては悲しいことだが、「おんなのおしゃべりは止められない」のである。
そもそも「しゃべる」ということに対する価値の置き方が、
男とおんなとでは脳構造の段階からして根本的に違っている。
しゃべる能力ももちろんだが、しゃべることに求めているもの、
しゃべることに対する欲求…すべてにおいて次元が違うといっていい。
おんなにとっては「おしゃべり=発散」。
格好の話し相手を見つけてしゃべり始めると、脳内にドーパミンが出て、
「発散できて嬉しい、楽しい」という状態になる。
そして、ドーパミンはおしゃべりが盛り上がるほどに活性化し、
ますます快感がアップ。
「ああ、もうやめられないわ」という状態になっていく。
おんなの脳にとって「しゃべること」は、
ついついハマってしまう麻薬のような快感なのだ。
☆おんなのおしゃべりは必要悪
また、おんながおしゃべりをやめられないのには、もうひとつ大きな理由がある。
それは、おんなは男よりも日常生活のこまごまとしたことでストレスをため込みやすく、
しゃべることがそれを発散する手段になっているということだ。
先の項目で触れたように、前交連という感情の通路が太くできているおんなは、
不安や悲しみなどを増幅してしまう傾向が強い。
これはストレスに過敏に反応してしまったり、
ストレスを強調して受け取ってしまったりする。
さらに、これには脳内ホルモンのセロトニンも関わっている。
セロトニンには精神を安定させたり、心を幸せな気分にしたりする働きがあり、
不足するとうつや落ち込みを招いたり、キレやすくなったりすることが知られている。
おんなはもともと、このセロトニンの分泌量男よりも少なく、
しかも、その分泌が生理周期の影響を受けるために不安定な状態であることが多い。
こうした理由から、おんなの脳は、ストレスや不安、不平不満やイライラなどを
山のように抱え込んでいるのが、ごく普通の状態になっている。
===============
如何でしょうか?
この本、男性が読んでも、女性が読んでも面白いのではないかと思います。
更に、興味深いところがたくさんありましたので、
これから数回に分けてご紹介したいと思います。
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姫野友美医師が書かれた本をこの前読んだので、
ちょっとご紹介したいと思います。
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女性の行動に対して疑問を持っている男性向けに書かれた本なのですが、
女性脳と男性脳の違いについて書かれていて、なかなか面白かったですよ。
それではいつものように、印象的だったところをご紹介しましょう。
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1 女はなぜ、突然怒り出したり、泣き出したりするのか?
◆女の脳は感情の通路が太い
間脳に「前交連」という左右の脳をつなぐ連絡回線があるが、
これは言ってみれば、「感情の連絡通路」。
主に「好き・嫌い、快・不快、怒り、恐怖」などの感情成分を
情報として交換しているところだ。
この前交連が、おんなのほうが男より太いのである。
言わば、おんなの脳は、感情の通路が太くできているのだ。
通路が太いと、感情に関する多くの情報をいっぺんに流すことができる。
そして、そのために女は一般的に感情表現が豊かで、
情緒的にも濃やかな対応をとることができる。
☆「洪水」に対する備えは?
情報が錯綜して処理能力の限界を超えると、連絡回線がショートしてしまい、
感情がいっぺんにあふれ出してしまう。
このような感情の洪水に見舞われているとき、
おんなはいろいろな気持ちがいっせいに押し寄せてきて、
怒っていいのか、笑っていいのか、それとも泣けばいいのか、
どの感情をとったらいいのか自分でも皆目わからなくなる。
これは一種のパニック状態だといっていい。
だから、もし妻や彼女、おんなの部下などがこのような状態に陥ったら、
あなたはヘタに刺激せずに放っておいた方がいい。
おんなの繰り出すワケのわからない言葉に対して
あなたが不満を表したり怒ったりしようものなら火に油。
ますますおんなはパニックになってしまう。
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2 女はなぜ、喫茶店で2時間もしゃべり続けられるのか?
☆脳の「連絡のよさ」の違い
よくおんなの脳は言語能力が発達しているといわれる。
これは、男がおもに左脳だけで言葉を操るのに対し、
おんなは左脳と右脳の両方を使って言葉を操っているからだ。
男の脳とおんなの脳で構造上もっとも大きく違っている点は、
「脳梁」という左右の脳をつなぐ連絡橋の太さだ。
おんなの脳はこの連絡橋が男より太くできているために左右の脳の連絡がよく、
言語情報をはじめとしたより多くの情報を次から次へと流せるようになっている。
つまり、脳が次から次へとポンポンと言葉を発することができるようになっているのだ。
☆おんなの脳にとってはしゃべること自体が快感
男にとっては悲しいことだが、「おんなのおしゃべりは止められない」のである。
そもそも「しゃべる」ということに対する価値の置き方が、
男とおんなとでは脳構造の段階からして根本的に違っている。
しゃべる能力ももちろんだが、しゃべることに求めているもの、
しゃべることに対する欲求…すべてにおいて次元が違うといっていい。
おんなにとっては「おしゃべり=発散」。
格好の話し相手を見つけてしゃべり始めると、脳内にドーパミンが出て、
「発散できて嬉しい、楽しい」という状態になる。
そして、ドーパミンはおしゃべりが盛り上がるほどに活性化し、
ますます快感がアップ。
「ああ、もうやめられないわ」という状態になっていく。
おんなの脳にとって「しゃべること」は、
ついついハマってしまう麻薬のような快感なのだ。
☆おんなのおしゃべりは必要悪
また、おんながおしゃべりをやめられないのには、もうひとつ大きな理由がある。
それは、おんなは男よりも日常生活のこまごまとしたことでストレスをため込みやすく、
しゃべることがそれを発散する手段になっているということだ。
先の項目で触れたように、前交連という感情の通路が太くできているおんなは、
不安や悲しみなどを増幅してしまう傾向が強い。
これはストレスに過敏に反応してしまったり、
ストレスを強調して受け取ってしまったりする。
さらに、これには脳内ホルモンのセロトニンも関わっている。
セロトニンには精神を安定させたり、心を幸せな気分にしたりする働きがあり、
不足するとうつや落ち込みを招いたり、キレやすくなったりすることが知られている。
おんなはもともと、このセロトニンの分泌量男よりも少なく、
しかも、その分泌が生理周期の影響を受けるために不安定な状態であることが多い。
こうした理由から、おんなの脳は、ストレスや不安、不平不満やイライラなどを
山のように抱え込んでいるのが、ごく普通の状態になっている。
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如何でしょうか?
この本、男性が読んでも、女性が読んでも面白いのではないかと思います。
更に、興味深いところがたくさんありましたので、
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Last Modified : 2018-07-01