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2016-12-13 (Tue) 09:00

「世界一幸せな国」ブータン王国

さて今日からは、こちらの本をご紹介したいと思います。

“幸福の国”ブータンに学ぶ 幸せを育む生き方 (DO BOOKS)



私はここ数年、本当に猛烈な勢いで本を読んでいますが、
そのジャンルは多岐にわたっています。
この本は、タイトルに惹かれて手に取ったのですが、
内容としては、ブータンについて書かれているというよりは、
精神論、自己啓発的な内容かもしれません。

それでは、この本から印象的だった個所を…。

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第1章 「世界一幸せな国」ブータン王国
●幸せとは何か
多くの日本人は、豊富な物資に囲まれながらも
常に不満をもっていることを説明しましたところ、
ジグメ・ティンレイ首相から次のようなコメントが返ってきました。
「ブータンでは、精神的な豊かさをもっとも大切にしているから、
 物質にあまりこだわらない。
 だから、人々は幸福を感じることができる。
 『足るを知る(知足)』というもっとも大事なことを会得している。
 日本人は、幸福と快楽の混同があるのだろう。
 幸福とは静かな湖面のように落ち着いて安定したこころの状態を意味し、
 快楽は一時的な五感の興奮にすぎない」

●幸福と快楽を区別する
快楽は一瞬の相対的な感覚であり、永続性がありません。
世の中には快楽を目指してがんばっている人が大勢いることも事実でしょう。
残念ながら、一時的に快楽が得られても、それが幸せであるとはいえないのです。
一方、幸福は、こころが満たされた状態をいいますから、
持続的で安定した精神の喜びでもあります。
仏教では知足(足るを知る)が幸福の本質であると説きます。
物質的な欲求や一時的な快楽を追い求めていては、
知足の境地からどんどん離れていくのです。

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私は仏教徒ではありませんが、
子どもの頃から「知足」を叩き込まれてきたように思います。
まあ、貧乏な家だということもその理由としては大きかったのでしょうが、
貧しくても幸せを感じられるということは、
人として素晴らしい能力の1つではないでしょうか。

40半ばを迎え、私も「快楽」よりも
「精神的な豊かさ」に魅力を感じるようになりました。
人ごみよりも静寂、楽しみよりも平穏を好み、
そのような状況に、自分を持っていこうとしています。
「目先」よりも、もっと長いスパンで自分の人生を客観的に眺める。
そんな姿勢で、残りの人生を生きていきたいな~と思っています。




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Last Modified : 2016-12-13