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2017-01-25 (Wed) 09:00

「他人を変える」ことはできない

現在、ご紹介しているこちらの本。

100%幸せな1%の人々


皆さん、何か学ぶことはおありでしょうか?
今日はこの中から、大変学べる個所をご紹介します。

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○「他人を変える」ことはできないし、「自分が変わる」方がラクであり得

人間関係をオールマイティーに解決する方法が2つあります。
1つは、「自分のまわりの500人すべてを人格者に替えてしまうこと」。
ただ、この方法だと1人変えるのに、
説得に次ぐ説得を重ねて2年くらいはかかるので、
500人を変えるには1000年かかる勘定になり、事実上これは不可能といえます。
もう1つの方法は、「自分自身が人格者になってしまうこと」です。
まわりの500人を人格者にするというのも、穏やかで、
にこやかな温かい日々を得ることにはなりますが、
もう1つのこの解決方法は、自分が人格者になってしまうということです。

人を変えるということは、大変なことです。
なかなか人は変わってくれませんし、
しかも自分の思うようには変わってくれません。
仮に、変わってほしいと思われる人の立場から考えます。
その人にも500人の人間関係があります。
Aさんは、その人にこう変わってほしいと思う。
そのように変わったときに、今度はBさんに違う人格になってほしいと思い、
Cさんはまた別の要求をします。
さらに、それに対して「私」は、
「私」の好むような人に変わってもらいたいと思う。
しかし、そう思うところにそもそも無理が生じています。
500人の要求をいちいち聞いていたのでは、
その人は頭がおかしくなってしまうでしょう。
ですから、「私」の思いどおりに他人を変えることはできない、
ということをまず理解する必要があります。
ただ、「私」が変わることは簡単です。
なぜなら、変えるべき相手が1人だけであり、変えるべき相手が自分ですから、
自分が変わりたいように変わればいいからです。(略)

「私」が人格者になるということは、誰に何を言われても、
目の前にどんな現象や出来事が起きても、それについて怒らない、腹を立てない、
怒鳴らない、イライラしない、声を荒げない、ということにほかなりません。
そうしていくことで一番得をするのは、自分です。
まわりの人が得をするというのは、あくまでも二次的な効果にすぎません。

世のため人のため、まわりのために「あなたは人格者になるべきだ」と
精神論や観念論として言っているわけではありません。
まわりの現象や出来事にいちいち過剰反応せず、いつも同じ笑顔と穏やかさで、
ニコニコしながらすべての現象をとらえられるということが、
自分にとって一番「ラク」であり「トク」なのだから、
そうするといいのではありませんか、と提案しているのです。

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引用させて頂いた部分は結構長めですが、
ここでの確信は、
☆「私」の思いどおりに他人を変えることはできない
☆まわりの現象や出来事にいちいち過剰反応せず、いつも同じ笑顔と穏やかさで、
   ニコニコしながらすべての現象をとらえられるということが、
  自分にとって一番「ラク」であり「トク」
というところでしょう。

他人に自分の感情をコントロールされて、振り回されるよりも、
如何にして、自分の心を平穏に保つことが出来るか。
他人を変えるよりも、自分が変わること、自分が人格者になること、
それが、自分がラクでトクすることなのです。
…とはいっても、正直、簡単にできることではありませんよね~。(笑)
でも、だからと言って諦めてしまうのではなく、
「変わりたい」と願い、少しずつでも努力していれば、
5年後、10年後には、きっと今と違う自分と出会えると思います。




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Last Modified : 2018-05-24