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2017-02-19 (Sun) 09:00

意思力は夢をかなえる原動力

前回の記事では、あまりじっくりとご紹介出来ていなかったように思う、
中野先生のご著書。
今回は、前回よりは読みごたえがあるかな~?(笑)

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第6章 意思力は夢をかなえる原動力
○才能を開花させるために大切な意志力
ポテンシャルがあって努力する人と、
ポテンシャルがあるのに努力しない人を比較すれば、
「努力する才能」というのはじつに大きな意味のあるものになります。
その2人の違いは意思力の違いになります。
意思力とは、目的や目標のためにタスクを地道にこなす、
あるいはそのために自制したり我慢する力のことです。
狭義の努力ではなく、戦略に基づいた努力をするには必要不可欠な要素です。

○意思力の強さを決める脳の機能とは?
意思力の強い人と弱い人の差というのは、
「ヒトという生き物はそもそも意思が弱い」ということを
知っているか知らないかという差です。
自分の行動を観察する能力、そしてブレーキをかける能力になるので、
前頭前皮質の機能が高いか低いかという違いになってきます。
(略)
計画性、自制心、来週締め切りだからがんばって今は仕事をしよう、
原稿を書こう、などという意思決定ができるのは、
前頭葉の機能のおかげです。
しかし現生人類の中でも前頭葉の機能の強さ弱さにバリエーションがあり、
それは前頭前野の厚さの違いにあります。

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今回は「意志力」について、書かれていました。
そして、その「意志力」を左右するのは、
「前頭前皮質」「前頭前野」の働き方によるということが示されています。

私もここ数年、「脳科学」に関する専門書をそれなりの数、読破していますが、
前頭前野というのは、「前頭連合野」という言い方をされることもあり、
コミュニケーション能力の他、記憶や学習などと深くかかわっている部分です。

この部分の働きが弱人は、記憶障害や機能障害、認知症などの他、
発達障害や高次脳機能障害など、様々な障害と関係しています。

「意志力」を高めるためには、この部分を活性化させれば良いわけですが、
有酸素運動の他、ワーキングメモリーを使う作業や、
食事療法など、様々なアプローチがあるようです。
気になる方は、是非調べて実践してみて下さいね。




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Last Modified : 2017-10-02