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2017-03-01 (Wed) 09:00

平気であなたを傷つけてくる人から自分を守る

とうとう、3月!!
桜も咲き始め、すっかり春らしくなりましたね~♪

さて、今日からは、

平気であなたを傷つけてくる人から自分を守る本


こちらの本をご紹介したいと思います。

春というのは、出会いと別れの季節でもあります。
自分と合う人ばかりではないこの世の中。
思いもよらず、辛い目に遭ってしまうこともあるのです。(涙)
そんな辛い目に遭っても、強く生きていけるように、
参考にしてもらえたら…と思います。

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第2章 戦うのが怖いのに争ってしまうのはなぜ?
○カチンときてしまう人、共感的な言葉が自然と出てくる人
「でも」という言葉を頻繁に使う人は、
相手に対して根底に反対する意識を抱いています。
だから相手がAと言えばBと言うし、Bと言えばAと言います。
しかも他者中心になっていると、
自分が「でも」という言葉を使っていることにすら気づきません。
指摘されて初めて、いかに自分が頻繁に
「でも」という言葉を使っていたかに気づく人も少なくないのです。
「でも」という言葉を頻繁に使う人はまた、
「相手の心を感じる」余裕がありません。
なぜなら、相手の言った言葉に対して「どう反論するか」ということばかりを
無意識に考えながら身構えているからです。
そのために、相手と親しくなるためにもっとも大切な要素である
「共感する気持ち」が育っていません。
仮に相手に共感したほうがいいと、頭で理解していたとしても、
相手に「そうだね」などと共感する言葉を発すると、
相手に自分の城を明け渡すような気分に襲われたり、
負けた気分になるために、使うことができません。
こんなふうに、「でも」という言葉を頻繁に使う人は、
そもそも根本的なところで人と戦っているので、
相手は、絶えず不快な気分にさらされることになるでしょう。
他方、根本的に、相手に対して好意的な気持ちを抱いている人は、
それだけで、相手に安心感を与えるでしょう。
また、共感能力が高いので、相手に対して「相手の心を感じる」ことができます。
そのために、
「ああ、そうなんですか」
「なるほど、あなたは、そう考えているんですね。わかりました」
「あなたの気持ちは、理解できますよ」
こんな共感的な言葉が、抵抗なく出てくるでしょう。


○お互いに相手が悪いと思っている
相手が悪いという他者中心の意識にとらわれていると、
頭も心も相手のことでいっぱいになってしまうために、
何がなんでも、相手に「自分が悪かった」と認めさせたい。
相手を屈服させて詫びさせたい。相手を打ち負かしたい。
そんな気持ちになるでしょう。
けれども、もちろん、相手が謝ることはありません。
相手を言葉でやり込めたり、力づくで屈服させたりしたら、
その恐れからしぶしぶ頭をさげることはあるかもしれませんが、
もちろん、本気で、あるいは心から言っているわけではない
ということは態度や顔にあらわれています。
仮にあなたが相手に詫びさせたとしても、心の中に不満を抱いて
不服そうな顔をしながら口先だけでいっているとわかっていれば、
あなたが心から満足することはないでしょう。
「心から満足する」というのは、簡単に言うと、相手が詫びれば
そのことを忘れてさっぱりと水に流せるか、ということです。
(略)

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著者である石原 加受子さんは、「自分中心心理学」というものを提唱され、
活動をされている方なのですが、これまで数冊の著書を読ませて頂きました。
今回ご紹介してるのは、その中の1冊。
「自分中心」というのは、いわゆる「自己中」とは一線を画しており、
「他者」に振り回されず、「自分」に基づいて、
物事を見たり、判断していきましょう…というような感じだろうと捉えています。

今日ご紹介した部分は、まだまだ導入のところですので、
「参考に」なるという感じではありませんが、次回以降、
皆さんの参考になるのではないかと思える個所を、
どんどんご紹介したいと思います♪




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Last Modified : 2017-03-01