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2017-04-10 (Mon) 09:00

魔法の言葉「アフターユー」

先日からご紹介してきた本ですが、今日で最終回。
今日は、ヨーロッパで生活したご経験のある方なら、
「そうなのよ~!」と納得して頂けるのではないかと思います。

では、早速…。

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○怒れば怒るほど血液はドロドロになる
笑顔が副交感神経をあげ、
自律神経のバランスを整える体にいい習慣だとすると、
反対に交感神経を高め、
自律神経のバランスを崩してしまう最悪の習慣は「怒り」です。
(略)
血管が収縮すると血球破壊が生じるので、血液はドロドロになっていきます。
つまり、怒れば怒るほど体内では血液がドロドロに汚れていくのです。
血液が汚れると末梢血管の血流が悪くなります。
この血流の悪化が、震えや湿疹の原因です。
これだけでも充分、体に悪いのですが、
怒ることが体に与えるダメージはほかにもあります。
それはホルモン調整機能が低下してしまうことです。


○心に余裕をもたらす魔法の言葉「アフターユー」
私が日本人であるみなさんにとくに提案したいのが、
心に余裕をもたらす魔法の言葉を、
できるだけ多く日常生活のなかで使っていただくことです。
その魔法の言葉とは、イギリスでの生活のなかで、
もっとも強く私の印象に残った言葉、「アフターユー(After you)です。
これは日本語にすると「お先にどうぞ」という意味の言葉です。
日本でも「お先にどうぞ」と道を譲られることがないわけではありませんが、
イギリスでは日本人からは想像がつかないほど、
さまざまなシーンでこの言葉がとてもよく使われています。
たとえば、ドアにさしかかったとき、人が歩いてきているのが見えたら、
イギリスでは誰もがドアを開けてその人を待っていてくれます。
そしてニッコリ笑って「アフターユー」といってくれるのです。
(略)
「アフターユー」という言葉は、心に余裕がなければ使えません。
相手のために待ったり、先を譲ったりするには、心に余裕が必要だからです。
心に余裕があるとき、その人は幸せです。

==========================

「怒り」という感情は、人間だれしも、普通に生じて当たり前。
恥ずかしい思いをする必要なんてありません。
ただ、「怒り」は、
「自分の健康を害するものだ」ということは知っておいた方が良いでしょう。
毎日、イライラすることだらけ…という方も多いとは思いますが、
発想を転換して、「自分の健康のため」と考えて、
なるべく日々の生活の中から、「怒り」を減らす努力をしたいものですね。

さて、後半部分。
同様の経験を、私もオランダ生活中、何度もしました。
オランダ人が如何に「大人」であり、また「余裕」があるのかを、
こういった何げない自然な行動によって、本当に感じさせられました。
と同時に、日本人が如何に幼稚で、余裕がないのかもわかりました。
私も、いつも心に余裕が持てる大人になりたいと願わずにはいられません。
日々、少しでも成長し続けられるように頑張りたいです。




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Last Modified : 2018-07-01