敗戦により歪んだ日本人の価値観

2018/03/05 (月)  カテゴリー/本のご紹介

前回からご紹介し始めた本の中から、
今日は、日本観について書かれたところをご紹介したいと思います。

このブログでも、私がオランダから帰国してしばらくの間、
オランダ生活を通して、自分の日本に対する知識の少なさ、
理解の低さを痛感したため、こういった内容の記事をアップしていたので、
記憶しておられる方も多いかもしれませんが、是非ご一読下さい。

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○敗戦により歪んだ日本人の価値観
戦後の日本は米軍人と米民間人の多数によって組織された
GHQ(連合国軍最高司令官総司令部)の支配下で
見事にコントロールされていました。
彼らは今次大戦でアメリカを窮地に追い込んだ日本が
二度と立ち上がらないようにとさまざまな仕かけを施しました。
その中で「War Guilt Information Program(WGIP:戦争犯罪宣伝計画
「戦争についての罪悪感を日本人の心に植え付けるための宣伝計画」)」
という思想工作が徹底的に行われました。
それは日本人にかけられた強い洗脳でした。
このプロジェクトに基づいて日本は戦後、
「ナショナリズムは危険である」「戦前の日本人は全部間違っていた」と、
日本人としての歴史や誇りに至るまでそのすべてを捨てさせられました。
壮大なプロジェクトの結果、教育観、仕事観、経済観、家族観、
さまざまな局面で時間の経過とともに強まったのが「利己主義」です。
社会全体の利益ではなく、まずは個別の利益を求める風潮は、
私たち日本人に広まってしまいました。
他者とともに生きて行くのではなく、まずは自分が生きることを優先する。
徹底した競争主義、区別と差別の混同、
格差の拡大を厭わない空気(競争の結果として当然と考える)、
あまりにも強欲な市場経済至上主義とそれを支持する日本人たち……
「我が、我が」という我欲に満ちた今の社会こそ、
戦後の日本管理を一手に握ったアメリカのシナリオが見事に実現した結果であり、
彼らが創造したものこそ「日本人らしくない日本人」でした。

長年、いろいろな組織で働いていると、
空気の読めない人が増えたなと感じますが、
自己主張という言葉の意味を正しく理解できない日本人が増殖していることは、
この利己主義が代々、徹底して作用している証拠だと考えます。
日本人が戦争終結にホッとして戦前のすべてを
害毒として捨て去ってしまおうとした庶民感覚は十分理解します。
私を含めて現在の社会で働いている人間の大半が戦後生まれですから、
戦争中、いかに大変だったかを実体験していない分、
本当の辛さを知ることはできません。
しかしながら道徳を含めた教育の徹底というカリキュラムまでも
全部捨て去ってしまって、アメリカのソフトを輸入・依存したことはとても問題です。
日本の教育現場では、親の大切さ、国(郷土)を想う心、日本の歴史、
友人のありがたみ、お互いさまの心、おかげさまの気持ち、
本当に大切なことを若い世代に教えていました。

 ※ 非常に長くなりますので、後半部分は次回の記事でアップします。


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海外で生活中の日本人の方々の多くは、
やはり、近現代史を知っているか、知らないかということが、
とても重要なことだと痛感しておられることと思います。
学校では習っていないこれらの歴史については、
自分で学ぶしかないのが現状なのではないでしょうか。



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