日本の未来を考え直す

2018/03/16 (金)  カテゴリー/本のご紹介

私がこれまで「足るを知る」というキーワードで、
このブログでも何度か記事を書いたことがありますが、
今日も、そんな感じのテーマの個所をご紹介したいと思います。

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○日本の未来を考え直す「分け合う」という発想
必要以上に欲しないという姿勢も重要です。
お金を払えば手に入るから、みんなが持っているから、
あるいは誰もがやっているから自分もと、
そんな貪欲で軽い思考を野放しにすると
本当に必要なものとそうではないものとの区別がつかなくなります。
つい口に出る「みんな」「誰でも」という言葉には重みがありません。
周囲にいる一部の人を世の中のすべてと単純に錯覚しているに過ぎません。
常に頭のどこかに「知足」という言葉を置いてください。
読んで字のごとく「足るを知る」ということです。
感謝、知足。このふたつはいつもセットです。
生きていることに感謝しつつ、いつも足りているのだという事実に気がつくこと。
たったそれだけで翌日からのすべての行動が変わります。
(略)
もっともっと、今以上にたくさんの金が欲しいという意識は、
おそらく大勢の人が持っていると思いますが、
お金を手にしたら何がしたいのでしょうか?
家を買いますか?海外旅行三昧ですか?高級車の購入ですか?
こういう物質的欲求で人生の本質が満たされると本気で信じているのなら、
私からその人に言うことは何もありません。
思うに、過半数の人は「おかねは欲しいけれど無理してまで欲しくない」と
感じているのではないでしょうか?
お金は便利な道具です。
まったくお金がないのは困りものですが、
だからといって多くの時間を犠牲にする、心身を削る、
誰かを裏切ったり泣かせたりするような思いをしてまで、
お金を得ようとすることはないでしょう。
いわゆる「さとり世代」と呼ばれる二十代の若い人たちの物欲の少なさに、
マスメディアは警鐘を鳴らします。
この物欲の少なさが国を崩壊させるというのですが、
その論調には賛成しかねます。
物欲に塗れた中高年層が、新しい価値観を持つ世代に対して
嫉妬している絵にしか見えないからです。
ちなみにさとり世代だって必要なものは購入します。
何も買わないわけではありません。
お金がないからという理由でさまざまな商品を友人や身内でシェアする、
よけいなものは買わないという発想はこれからの時代に必要不可欠な視点です。
カーシェアリング、シェアハウス、シェアファッション、シェアオフィス……
ここ10年くらいの間に登場した「分け合う」という発想は
物欲に走ってきた日本の未来を考え直す兆候だと感じます。

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「資本主義の破綻」「成長至上主義の破綻」などの言葉を、
最近ではよく見かけるようになりました。
ここ数年、いままでの経済の流れでは立ち行かなくなってきていることを、
経済学者ではない人たちも、肌感覚で感じ始めているのではないでしょうか。

「もっともっと」「いけいけどんどん」という発想では、
これから先の社会が成り立たないように思っているのは、
この本の著者や私のみならず、多くの皆さんも同じでしょう。

価値観を含め、色々なことをダウンサイジングしていくことが、
これからの社会を生き抜くためには必要なのではないかと感じています。
そんな考え方に基づいた「ミニマリスト」と呼ばれる人たちの台頭、
また、本文中にもあったように、若者たちの物欲の少なさも、
これまでのやり方が今後は適応しないことを物語っているように思います。

自分の「物欲」をコントロールし、こじんまりと暮らしていくのが、
地球のため、環境のため、ひいては人間全体のために、役に立つように思います。
皆さんは、どのように感じられたでしょうか。




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