選挙は忍耐そのもの

2018/04/21 (土)  カテゴリー/本のご紹介

さて、今日は「選挙」に関するお話です。
チャーチルの言葉を引用し、大変わかりやすく説明して下さっています。
是非、ご覧下さい。

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第7章 教養としての時事問題
◎「選挙は忍耐そのものである」
選挙については、たしかチャーチルが次のようなことを言っていました。
「選挙に立候補する人間は、私を含めて、ろくでもない人ばかりである」
選挙に出る人は、異性にもてたいとか、お金を儲けたいとか、
目立ちたいとか、権力を握りたいとか、
せいぜいそんなところが実際の目的だと毒舌家のチャーチルは言うのです。
続けてこう語っています。
「選挙とは、ろくでもない人のなかから、現時点で税金を上手に分配できそうな
 少しでもましな人を選び続ける忍耐そのものをいうのである」
「だから民主主義は最低の仕組みである。
 ただし、王政や貴族政、皇帝政など人類のこれまでの政体を除いては」
この言葉の後段はわりと知られていますが、前段はほとんど知られていません。
ですが、チャーチルの本意は前段にもあったのです。
(略)
政治家や民主主義に過度の期待を抱いてはいけない、
選挙はろくでもない人のなかから「よりまし」な人間を選ぶ
「忍耐そのもの」にほかならないのだ、と。
だから、いい政府をつくるには相当な忍耐がいるし、
政治家に立派な人格を勝手にイメージしてはいけないし、
安易に政府や政治家を信じてはいけないのだとチャーチルは訴えています。
(略)
チャーチルの言葉は、選挙や民主主義についての、
最低限学んでおくべき「コモンセンス」です。
外国人の友人が「日本ではみんなが政府にあれほど文句を言っているのに、
どうして投票率が低いのだろう?」と不思議がっていました。
政府は市民から離れ敵対して存在しているものではなく、
私たち市民が自らつくっていくのものなのです。

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本文中のチャーチルの言葉、
「選挙とは、ろくでもない人のなかから、現時点で税金を上手に分配できそうな
 少しでもましな人を選び続ける忍耐そのものをいう」。
本当に、その通りだと思いますよね?(笑)
私も選挙のたびに、「投票したい人がいない!」と思いますから。
たしかに、ろくでもない人の中から、少しでもましな人を選ぶのが選挙なのでしょう。

「いい政府をつくるには相当な忍耐がいる」のは当然で、
「政治家に立派な人格を勝手にイメージしてはいけない」し、
「安易に政府や政治家を信じてはいけない」というのも当然のこと。

ですが、私たちが得ている「選挙権」を放棄し投票しないというのは、
国民である私たちが国を作ろうとしていないということになります。
私たちの国を、私たち自身の手で作ろうとしていないのに、
なんだかんだと偉そうに文句ばかり言っている人が多いのは、どうなのでしょう。

日本における「参政権」の歴史をひも解くと、
25歳以上のすべての男性が選挙権を得たのが1925年(大正14年)。
女性参政権は、1945年のポツダム宣言により、ようやく認められたのです。
私たちが、当たり前の権利であり、軽く扱っている選挙権を得るためには、
大正時代から多くの運動が繰り広げられてきたのです。
「あって当たり前」のものではなく、大変貴重な権利だと言えるでしょう。
ですから、私たちはこの貴重な権利を軽んずることなく、
しっかり行使することが、日本の将来をつくる小さな1歩になるのです。




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