戦略的にやめる

2018/10/18 (木)  カテゴリー/本のご紹介

今日ご紹介する個所も、私が激しく同意したところです。
とってもいいことが書かれているので、是非ご覧下さい。

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第6章 人生と向き合う ~5年後の計画は立てるな
◆戦略的にやめる
(略)
「成功するためには成功するまでやめないことである」という言葉がある。
素敵な言葉である。
しかし、私はこの言葉を信じない。
成功するためには、愚直に「やり続ける選択」に負けないくらい、
賢くそして思いっきり「やめる選択」が重要だと思うからだ。

よいタイミングで潔くやめること。スマートに、戦略的にやめること。
人生を自分のものにするにはこれは極めて重要だが、実践することは案外難しい。
日本のような社会では、途中でやめることはよくないとされている。
学校でもそう教わるのだが、私はそれは陰謀だと思う。
(略)

やめることは別にそれ自体で非難されるべきことではないはずだ。
一度しかない人生、自分を貫き、人生を自分のものにするためには、
ときには軌道修正も必要なのだ。
そのためには、あることをやめる必要がある。
やめないと、次のことをはじめられないからだ。

(略)
いざというときは、周りに何を言われようが、きっぱりとやめる。
後ろも横も振り向かない。
自分の前にある道だけをイメージしてそれに突き進む。それだけ。
つまり、やめることも立派な選択なのだ。

もちろんやめることには犠牲が伴うのも事実である。
今まで築いてきたもの、例えば人脈や実績がなくなるかもしれない。
これが人を不安にさせ、無難に現状維持(=やり続ける)の選択をさせる。
しかし、それは今、自分が存在する小さな世界の話でしかない。
新しい世界を見るためには今までの世界をいけないときがある。
自ら殻を破らないといつまで経っても雛にはなれず、もちろん成鳥にもならない。
殻の向こうにある世界は永遠に見ることはできない。

殻を破る作業は、時にやめる作業でもあるのだ。
経験則で言えば、やめることによる犠牲が大きければ大きいほど、
やめる選択を主体的に自己責任で下し、実践した場合の代価も大きくなる。
そういう選択をした人間は必ず強くなる。

(略)

自分が目指す目標や方向性が変わること、それ自体はまったく問題ない。
むしろ変わるのが自然なのだ。
(略)
人生の一貫性は他者の評価によって決まるものではない。
自分でしかその判断はできない。不可侵領域だと認識することだ。

他者からみて脈絡のない人生でも自分の中ではしっかりつながっているはず。
人生は一直線ではない。
選択の度に乗り換えが発生し、進むルートも変わっていく。
選択をすればするほど自分だけのルートになっていく。
そして誰も行ったことのない自分だけの終着駅にたどりつくようになる。
だからどんな選択をしてもよいのだ。それが自分の選択である限りは。

長くない人生で充実した日々を過ごすために重要なことは、
本質を見極めるということである。
これは言い換え得れば、本質以外のものを削り落とすということだ。

(略)
主体的にやめることができないというのは、
本質にフォーカスすることができないということでもある。
重要なことは、すべてを網羅することではなく、本質にフォーカスすることだ。
それは一点を見つめる勇気や集中力を持つことでもある。
(略)
言葉を換えれば、
どうでもいいことを早く見つけて関わらないようにする、ということだ。
実はこの意識を持つことは、
自分が何を大事にしているか、と向き合うことにもつながる。
その基準軸ができ上がれば、何をするかも、時間の使い方も、
仕事も、人も、言葉も、本質的で自分らしいものになっていく。

本質を見極めるということは、本質以外のものを削り落とすことを意味する。
人生においては99を捨て、1をとらなければならない場面がある。
そのとき、迷いをなくすためにも
普段から自分にとって何が大切なのか、を考える本質思考を意識することである。

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素晴らしいことばかり書かれているので、
本当は、全部を綺麗にご紹介したいところですが、
そういうわけにはいきませんから、泣く泣くある程度省略しました。
是非是非、この本を最初から最後まで読んで頂きたいと強く願います。

さて、今日のテーマは「やめる」ということ。
皆さんは、どのように感じられたでしょうか。

人間の脳についても、私はここ数年、結構深く勉強していますが、
人間の本能として、「変化を嫌う」というものがあります。
今がいくら辛く不幸であっても、この状態については認識できるし、
将来的な予測も立てやすいから、「安定している」と脳が認識する。
ところが、今以上に幸せになれる可能性があっても、
現状とは違う未知の世界へ足を踏み込もうとすると、
必ず不安が生じるようになっているため、「変化を避けたい」気持ちになるのです。

私も基本的には、変化することはストレスです。
しかし、さらに自分が成長するため、人格を磨くためには、
「変化する」、つまり、現状を打開することも必要なのです。

「一度しかない人生、自分を貫き、人生を自分のものにするためには、
 ときには軌道修正も必要」
「やめないと、次のことをはじめられないから」
と書かれているように、新たな自分に出合うためには、
「やめる」という決断も時には必要なわけです。

自分らしい人生を送るために必要なのは、
「本質以外のものを削り落とす」ことだと著者は言います。
そのために大切なのは、世間にとって…ではなく、
「自分にとっての本質」が一体何なのか? を知っておく必要があるのです。

では、それを知るために、どうすればよいのか。
それは、自分が何を目的にして人生を送っているのか、
自分と向き合い、自問自答を繰り返して、その答えを見つける作業をすることです。
私自身、答えを見つけるのに、1年ほどかかりました。
焦らずじっくりと、自分自身と対峙することが大切です。

著者も言うように、自分らしい「選択」をして、「やめる」ことを選ぶ場合、
必ずそれなりの「犠牲」が伴います。
その「犠牲」を払いたくないからといって、現状維持を続ける限り、
私たちは、雛にも、成鳥にもなれないと、著者は言います。

世間や他人に自分の人生をコントロールされるのではなく、
あくまでも「自分軸」を基準にし、変化を恐れず、
自分の歩むべき道を、前だけを見つめてただひたすら前進する。
そうすれば、私たちは必ず、成長し、強くなり、そして、
「誰も行ったことのない自分だけの終着駅にたどりつく」のです。




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