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2018-10-30 (Tue) 09:00

未来と向き合う

今ご紹介中のこちらの本に関する記事は、
今日を含めて、あと2回になりました。
皆さん、どのような感想を持たれたでしょうか?

それでは、今日も印象的だった個所をご紹介します。

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第七章 未来と向き合う ~純度の高い自分を創る
◆居心地の良さを警戒せよ
新しい環境に身を置いた最初の頃というのは、すべてが新しい。
ところが、数ヶ月も経つと慣れてしまうのだ。
だから、日常の中で、非日常を求めていく姿勢が必要になる。
ルーチンを意識的に壊していくことも大事だ。
(略)
その対極にあるのが、居心地の良さなのである。
成長したい気持ちがあるのであれば、
居心地の良さは、むしろ警戒しなければならない。
居心地の良さを捨てて境界を越えてこそ、本当に強い自分を目指せるのだ。
(略)
人生を生き抜いていくために必要なことは、実は安定して居心地の良い環境ではない。
どんな環境でも自分の二本の足でしっかり立っていられる強い自分を創ることだ。
最終的に人生における自由を手に入れるために必要なのは、強い自分なのである。
それこそが唯一、自然体で、穏やかな状態で
人生を過ごしていくことを可能にするのである。


◆光を見つけ出す。そして見失わない。
集中力を高めるには、雑念の統制が必要だ。
そのためには、心の中で静かな空間を確保し、
穏やかな領域を広げていくことが求められる。
目を閉じ、未来につながる光を探し出す。
探し出した光が進む方向を直視する。
そして、その光を見失わないようにする。

集中力はふたつの状態から生まれる。
ひとつは、追い込みの際に発揮する集中力であり、
締め切り直前に発揮する集中力である。
もうひとつは、完全自由状態で発揮する集中力であり、
完全解放状態で発揮する集中力である。
前者は外部要因によって作られるので、
集中力は高まるが、過程は楽しめない。
一方で、後者の集中力は、結果だけでなく過程も楽しめる。
こうした集中力を意識的な訓練を通じて手に入れた人は、
短期的に未来に対する不安があっても、
一本の光が見えたら、その光を見失わずに進むことができるのだ。

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「居心地の良さ」に安住したい…と願うのは、自然なことだと思います。
特に女性は、変化を嫌う生き物であり、安定を望む生き物だからです。
しかし、いつまでも「安住」に腰をおろしていては、自分の成長はありません。
「安住」ということは、「安定」つまり「変化がない」ということだからです。

私たち世代は、戦争を経験していません。
だから、本当に想像を絶する状況下で、自分がどのようになるのか、
正直、想像できないわけです。
しかし、そうだとしても、
「どんな環境でも自分の二本の足でしっかり立っていられる強い自分を創ること」
は、とても大切なことだと思います。

「人生における自由を手に入れるために必要なのは、強い自分」とありましたが、
本当にその通りだと思います。
肉体的にも、精神的にも、強くありたいと願います。

後半に書かれていた「(未来の)光」について。
普段の生活に紛れ、心がざわついている状態では、
光を見出すことは、相当難しいと言わざるを得ません。
日々、忙しく、慌ただしく過ごしているうちに、
ハッと気づけば、人生も残り少なくなっていた…という人が、
ほとんどなのではないでしょうか。
心を穏やかにして、未来に繋がる光を見出す。
これは、若い人にのみふさわしい言葉ではなく、
中高年であっても、高齢であっても、ふさわしい言葉だと思います。

私は、進むべき光を見つけました。
だから、結果だけではなく、その過程を楽しみながら、
不安を抱きつつも、その光を見失わないようにしながら、
一歩一歩、前進していくつもりです。




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Last Modified : 2021-01-03