瞬間を生きる

2018/11/05 (月)  カテゴリー/本のご紹介

ご紹介し続けたこちらの本も、とうとう今日が最終回です。
今の私の生き方、考え方にとても合っているので、
感動しつつ、読んだ個所をご紹介しましょう。

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◆瞬間を生きる。次の瞬間、死んでもいいように
人間は何のために生きているのか。
人生の目的とは何なのか。
私は、人間としての完成度を高めることこそ、目的ではないかと思っている。
自分自らが誇れる人間になっていくという、
そのプロセスを、死ぬところまで続けることこそが大切なのだ。
そしてここで意識をしておかなければいけないことは、
人間、生まれてくる順番はあるけれど、死んでいく順番はないということである。
(略)

だからこそ、死に対する緊張感をしっかり持っておかなければいけない。
そうすることによって、今この瞬間に
自分が生きている生に対する実感を得ることができる。
自分が手に入れているのは、もうこの瞬間しかないのだと気づくことができる。
重要なのは、この瞬間に対して、自分のすべての心血を注ぐことだ。
(略)

そういう意味で、我々は死生観を持つ必要がある。
死を考えるということは、生を考えることでもある。
ここでいう死生観とは、一人の人間としての限界と可能性を認識することであり、
自分という存在を取りまく唯一変えられない運命を冷静に眺めることである。
生と死との間には限られた時間しか残されていない、
という生の有限性を認識することである。
(略)

人間の年齢と人間の成熟さは必ずしも一致しない。
生きてきた時間がどんなに長くても
その人が価値ある時間を過ごして来なかったとすれば、
それはこの世に物理的に存在した時間が長かっただけで、
運命に翻弄された時間が長かっただけに過ぎない。
重要なのは、瞬間に対する緊張感を持ち、瞬間を刻むことなのだ。
時間の長さではなく、“魂”の温度をもって時間の濃度を限りなく高めていく。
この瞬間にすべて賭けるということこそ、生きる人の権利であり、義務なのである。
このことが分かった瞬間、くだらないこと、つまらないことには目が向かなくなる。

人間の生きた価値は、どれほど長く人生を生きたかではなく、
どれほど濃度の濃い人生を生きたか、によって決まると私は思う。
図式にすると、「濃度×長さ=人生の価値」になる。
(略) 
人間は人生のある時点で、自身の志しや良心という尺度で
人生を生きていくことを決意する必要がある。
また、時に、自分の尺度が社会や組織の尺度とぶつかるときがあろうが、
その時は自身の尺度を優先する気概も持たないといけない。

視野が狭かったり、近視眼的にしか物事が見られなかったり、
ネガティブなことばかり言っていたり、
理不尽なことを言ってくる人たちの、わびしさが見えてくる。
それもまた、自分にとっては大きな学びであることに気づける。

目指してほしいのは、もっともっと大きな人間だ。
もっともっと美しい人生、素晴らしい人生だ。
それこそが、あなたが目指すべきもののはずなのである。
人間としての完成度を高めること。その意識を持つこと。
それは必ず、このかけがえのない人生を堪能し、
充実させることにつながっていくと私は信じている。

おわりに
●絶対不可侵領域としての自己を確立し、どんな状況でもそれを貫くことだ
人生の価値は、自分が自分をどれほど信じたか、で決まると思う。
だから、何があっても自分に対する絶対的な信頼を失わないことだ。
絶対不可侵領域としての自己を確立し、どんな状況でもそれを貫くことだ。
そしてすべての瞬間において自分の存在意義を証明し続けること。
他人ができることは行わない。
他人が語れる言葉は発しない。
自分しかできないことを見極め、それだけを実践し続けること。

今この瞬間を最後だと思い、燃え尽きるように生きること。
そして最後は自分に残されたすべての夢も欲も愛も使い尽くし、
何も残されていない絶望の中で死ぬ。
それこそが、美しい人生であると私は思う。

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如何でしたでしょうか?
全10回にわたってご紹介してきた『媚びない人生』。
皆さんの心に、何らかの良いものが残っていれば幸いです。

人間としての完成度を高めようとする努力を、
死ぬ瞬間までひたすら続けること。
それこそが、人生の目的ではないか…と著者は言います。

そして、そのために必要なのは、「死生観」だと。
「死生観」があればこそ、「今、ここ」の大切さを理解でき、
過去や未来にとらわれず、今この瞬間を生きることに集中できると。

「人間の年齢と人間の成熟さは必ずしも一致しない」
とありましたが、本当にその通りだと思いますよね?
年上の人でも、全く尊敬に値しない人もいるし、
かと思えば、年下の人でも、尊敬できる人もいる。
まさに、「濃度×長さ=人生の価値」だと言えるでしょう。

「この瞬間にすべて賭けるということこそ、生きる人の権利であり、義務」
と著者は言っていますが、私もこの個所に強く共感しました。
「一日一生」の考えを基に、毎日を生きるようになってから、
「今、私は生きている!」と、そのこと自体に喜びを感じられるようになりました。
だから、「無駄にできる時間などない」と、瞬間、瞬間を丁寧に、
そして大切に生きるようになりました。

「人生の価値は、自分が自分をどれほど信じたか、で決まる」
とありましたが、これも本当にその通りだと思います。
自分を信じる = 自信 ということですものね。
自信が持てる…ということは、それだけ自分を信じられるということ。

「自分しかできないことを見極め、それだけを実践し続けること」
「今この瞬間を最後だと思い、燃え尽きるように生きること」
と著者が言うように、この様な生き方を私も目指しています。
他人の評価なんてどうでもよくて、自分が死ぬときに、
自分の目標に到達していなかったとしても、「よく頑張った」
「思い残すことはない」と、満足して死にたいな~…って思います。
与えられた生を燃焼させ、燃え尽きて死ぬ。
理想ですが、そのような人生を歩んでいきたいと思います。

これにて、こちらの本のご紹介は終了です。



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