さて、今日からはこちらの本をご紹介したいと思います。

40歳半ばになってから、新しいことを始めた私。
つい、この本のタイトルに惹かれてしまい、手に取りました。(笑)
正直、タイトルと中身が合致しているのかどうか、
微妙…という印象ではありましたが、
「なるほど」と思うところも多くありましたので、ご紹介したいと思います。
================================
003 目の前のスープがおいしいかどうか知るには、
とりあえず飲んでみることである
あたりまえといえばあたりまえのことですが、
このあたりまえのことが実際できないひともたくさんいるというのが、
世の中のおもしろいというか不思議なところのひとつです。
手を伸ばして、スプーンを持って、一口すくって飲んでみる。
たったこれだけのことよりも、その材料や成分を確認し、
だれが、どんなふうに作ったかを確認し、
それでこのスープがどんな味で
どのようにおいしいかを論じようとするなんて、
私にとっては「え、どうして?」って感じです。
仮に、そんなことをして、ある程度味の見当がついたとします。
でも、それはしょせん「脳の味」ですから、
本当にわかったわけではありません。
「脳の味」、つまり、脳みそで想像した味。
ですから、実際の味ではないということです。
(略)
何かする前に、
ある程度自分なりにわかっていないと、不安なのでしょうか。
でも、それはやはり「脳の味」、
つまり脳みそでわかったつもりになっているだけで、
実際にわかっているわけではないのです。
私には、そのほうが不安です。
(略)
037 夢を見る。かなえようと決意する。
そのときすでに、あなたはそれを手に入れている
(略)
強く願うというのは、単に目を閉じて手を合わせて、
一生懸命「願いがかないますように」と祈ることではないのです。
その夢をかなえるためにはどうすればいいのかをすべて洗いだし、
それを一つひとつクリアしていく自分を目の前に思い描くこと。
それが「強く願う」ということです。
そうして初めて、その夢が現実のものになり始めるのです。
夢は自分の手でかなえるもの。
「こうなったらいいな」と思っているのは、
「だれかがかなえてくれたらいいな」と待っているのと同じで、
それでは百年待ってもかないっこありません。
「絶対にかなえるんだ」と決意するということは、
そのために必要なことをすべて、
何があってもやり遂げるんだと決意したのと同じです。
ということは、もう手に入れたも同然なのです。
(略)
048 知識も大事だけれど、知恵はもっと大事
(略)
知恵のある人というのは、知識をうまく使いこなせる、
知識を生かして、もっとすごいことができる、そういうニュアンスがあるのです。
(略)
知識というのは、教わったり、見たり聞いたりして知っているものですが、
知恵には、それを使う人のアイデアがある。
それが決定的な違いではないかと思うのです。
(略)
052 好きなものを「好き」といえるプライドを持つ
自分が好きなものを「好き」というのは、
私にしてみればとても自然なことだと思うのですが、
なぜかそれができない人も世の中にはいるようです。
「自分がこれを好きだといったら、周りの人にどう思われるだろう」と、
おどおどした気持ちを持ってしまう。
でも、そんなことで周りを気にしているのは、自分自身がないのと同じです。
(略)
自分自身にプライドを持っているから、好きなものは「好き」といえますし、
第一、自分が好きなのにそれがいえないということは、
最終的には絶対損なのではないかと思うのです。
(略)
================================
最初のパートは、まさに「百聞は一見に如かず」のお話。
手に入れた情報や知識をこねくり回し、自分の脳の中だけで結論を出す。
そんな人、あなたの身近にもいるのでは?
こういう人って、本当にたちが悪いように感じます。
なんだかんだ理由を付けて、現状維持をしようとする人も多い。
わかっていないのに、わかった気になってしまう人も多い。
でも、それって違いますよね。
実際にやってみて初めて分かることって、本当にたくさんあります。
たった1度の経験が、数年の想像をはるかに凌駕するのは、至って普通でしょう。
続いてのパートは、勇気をもらえる言葉でした。
自分の夢を、まさに現実のもののように想像し、
ありありと眼前に見えるようにする。
これができるようになると、「私は必ずできる!」「現実になる!」との、
圧倒的なパワーが自分の中から漲って来るのを感じられるようになります。
「決意すれば、手に入れたも同然」という言葉は、とても勇気を与えてくれます。
そして、次のパート。
私が猛烈に読書を続けていることを知ったある人が、
「知識ばっかり付けたって…」と、
私のことをバカにする発言を繰り返すことがありました。
(もちろん、その人は読書なんて全くしないし、勉強もしないわけですが…)
でも、著者が書いているように、「知恵」というものは、
そのベースに「知識」そして「経験」があってこそ、働かせることができるもの。
「知識」以上に「知恵」の方が大事だけれど、「知識」も侮ってはいけないのです。
そして、最後のパート。
「自分がこれを好きだといったら、周りの人にどう思われるだろう」
と思う人に対して、著者は
「そんなことで周りを気にしているのは、自分自身がないのと同じ」
と言っています。
私も、その通りだと思います。
自分の人生の舵を取れるのは、自分自身だけ。
なのに、他人の価値観に振り回されていては、
自分自身がないのと同じなわけです。
周りがどう思おうと、そんなことはどうでもいい。
自分らしく、自分が好きなことを、
自分が生き生きとやっていくことができれば、
それこそが、素晴らしい満足のいく人生だと思うのです。
他にもまだまだご紹介したいところがありましたので、続きはまた次回に。
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40歳半ばになってから、新しいことを始めた私。
つい、この本のタイトルに惹かれてしまい、手に取りました。(笑)
正直、タイトルと中身が合致しているのかどうか、
微妙…という印象ではありましたが、
「なるほど」と思うところも多くありましたので、ご紹介したいと思います。
================================
003 目の前のスープがおいしいかどうか知るには、
とりあえず飲んでみることである
あたりまえといえばあたりまえのことですが、
このあたりまえのことが実際できないひともたくさんいるというのが、
世の中のおもしろいというか不思議なところのひとつです。
手を伸ばして、スプーンを持って、一口すくって飲んでみる。
たったこれだけのことよりも、その材料や成分を確認し、
だれが、どんなふうに作ったかを確認し、
それでこのスープがどんな味で
どのようにおいしいかを論じようとするなんて、
私にとっては「え、どうして?」って感じです。
仮に、そんなことをして、ある程度味の見当がついたとします。
でも、それはしょせん「脳の味」ですから、
本当にわかったわけではありません。
「脳の味」、つまり、脳みそで想像した味。
ですから、実際の味ではないということです。
(略)
何かする前に、
ある程度自分なりにわかっていないと、不安なのでしょうか。
でも、それはやはり「脳の味」、
つまり脳みそでわかったつもりになっているだけで、
実際にわかっているわけではないのです。
私には、そのほうが不安です。
(略)
037 夢を見る。かなえようと決意する。
そのときすでに、あなたはそれを手に入れている
(略)
強く願うというのは、単に目を閉じて手を合わせて、
一生懸命「願いがかないますように」と祈ることではないのです。
その夢をかなえるためにはどうすればいいのかをすべて洗いだし、
それを一つひとつクリアしていく自分を目の前に思い描くこと。
それが「強く願う」ということです。
そうして初めて、その夢が現実のものになり始めるのです。
夢は自分の手でかなえるもの。
「こうなったらいいな」と思っているのは、
「だれかがかなえてくれたらいいな」と待っているのと同じで、
それでは百年待ってもかないっこありません。
「絶対にかなえるんだ」と決意するということは、
そのために必要なことをすべて、
何があってもやり遂げるんだと決意したのと同じです。
ということは、もう手に入れたも同然なのです。
(略)
048 知識も大事だけれど、知恵はもっと大事
(略)
知恵のある人というのは、知識をうまく使いこなせる、
知識を生かして、もっとすごいことができる、そういうニュアンスがあるのです。
(略)
知識というのは、教わったり、見たり聞いたりして知っているものですが、
知恵には、それを使う人のアイデアがある。
それが決定的な違いではないかと思うのです。
(略)
052 好きなものを「好き」といえるプライドを持つ
自分が好きなものを「好き」というのは、
私にしてみればとても自然なことだと思うのですが、
なぜかそれができない人も世の中にはいるようです。
「自分がこれを好きだといったら、周りの人にどう思われるだろう」と、
おどおどした気持ちを持ってしまう。
でも、そんなことで周りを気にしているのは、自分自身がないのと同じです。
(略)
自分自身にプライドを持っているから、好きなものは「好き」といえますし、
第一、自分が好きなのにそれがいえないということは、
最終的には絶対損なのではないかと思うのです。
(略)
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最初のパートは、まさに「百聞は一見に如かず」のお話。
手に入れた情報や知識をこねくり回し、自分の脳の中だけで結論を出す。
そんな人、あなたの身近にもいるのでは?
こういう人って、本当にたちが悪いように感じます。
なんだかんだ理由を付けて、現状維持をしようとする人も多い。
わかっていないのに、わかった気になってしまう人も多い。
でも、それって違いますよね。
実際にやってみて初めて分かることって、本当にたくさんあります。
たった1度の経験が、数年の想像をはるかに凌駕するのは、至って普通でしょう。
続いてのパートは、勇気をもらえる言葉でした。
自分の夢を、まさに現実のもののように想像し、
ありありと眼前に見えるようにする。
これができるようになると、「私は必ずできる!」「現実になる!」との、
圧倒的なパワーが自分の中から漲って来るのを感じられるようになります。
「決意すれば、手に入れたも同然」という言葉は、とても勇気を与えてくれます。
そして、次のパート。
私が猛烈に読書を続けていることを知ったある人が、
「知識ばっかり付けたって…」と、
私のことをバカにする発言を繰り返すことがありました。
(もちろん、その人は読書なんて全くしないし、勉強もしないわけですが…)
でも、著者が書いているように、「知恵」というものは、
そのベースに「知識」そして「経験」があってこそ、働かせることができるもの。
「知識」以上に「知恵」の方が大事だけれど、「知識」も侮ってはいけないのです。
そして、最後のパート。
「自分がこれを好きだといったら、周りの人にどう思われるだろう」
と思う人に対して、著者は
「そんなことで周りを気にしているのは、自分自身がないのと同じ」
と言っています。
私も、その通りだと思います。
自分の人生の舵を取れるのは、自分自身だけ。
なのに、他人の価値観に振り回されていては、
自分自身がないのと同じなわけです。
周りがどう思おうと、そんなことはどうでもいい。
自分らしく、自分が好きなことを、
自分が生き生きとやっていくことができれば、
それこそが、素晴らしい満足のいく人生だと思うのです。
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Last Modified : 2018-11-11