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2018-12-25 (Tue) 09:00

この「希望」が背中を押す

Merry Christmas!
みなさま、よいクリスマスをお迎えでしょうか?

今年も残すところ、あと僅か。
慌ただしい時間を過ごしておられる方も多いでしょうね。
私の年末は、日頃やりたくてもやれていない自分の新たな仕事に
取り組むための時間にしようと企んでいます。(笑)

では、今日は今ご紹介中の本についての記事、最終回です。
どうぞご覧ください。

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第9章 この「希望」が背中を押す
●この仕組みが「逆境に強い脳」をつくる
(略)
子どものころになにかを乗り越えた、うまくできたという経験は、
ずっとあとにまで効果をおよぼすと私は考えている。
だから、自分の行動と自分が経験するできごとには、
望ましい意味で関連性があることを学ぶ必要がある。
つまり『自分がこうすれば、きっとこうなるはずだ』
と思えるようにならないといけない。


第13章 最後に
●「履歴書」に書く長所、「追悼文」に書く長所
(略)
「やり抜く力」のことをよく知るには、
そのほかの長所との関連性を理解するのもひとつの方法だ。
その関連性がよくわかる3つのグループがある。
すなわち、「個人的な長所」「対人関係に役立つ長所」「知性に関する長所」だ。
それを「意志力」「心」「頭脳」と呼んでもよい。
「個人的な長所」には「やり抜く力」のほかに、
誘惑(携帯メールやテレビゲームなど)を退けるための「自制心」がある。
つまり、「やり抜く力」の強い人は「自制心」も強く、逆もまたしかりと言える。
個人的に重要な目標の達成に関わる性格の特徴をまとめて
「遂行能力」や「自己管理能力」と呼ぶこともある。
(略)
「対人関係に役立つ長所」には、感謝、
社会的知性、(怒りなどの)感情のコントロールなどがある。
これらの長所は、周りの人との付き合いや助け合いに役立ち、
「道徳的性格」と呼ばれることもある。
(略)
「知性に関する長所」には、好奇心や熱意などがあり、
先入観を持たず、積極的にさまざまな考え方と向き合うのに役立つ。
(略)

●能力があるのに「ムリ」と思い込んでしまう
(略)
「やり抜く力」が強いということは、一歩ずつでも前に進むこと。
「やり抜く力」が強いということは、興味のある重要な目標に、粘り強く取り組むこと。
「やり抜く力」が強いということは、厳しい練習を毎日、何年間も続けること。
「やり抜く力」が強いということは、七回転んだら八回起き上がること。
(略)

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最初のパート。
ここでのポイントは、
「『自分がこうすれば、きっとこうなるはずだ』
と思えるようにならないといけない」
というところでしょう。
人は子どもの頃にたくさんの成功体験があればある程、
その後の人生がうまくいくような気がしてなりません。
例えば、発達障害の人たちは、子どもの頃からずっと、
親や周りの人たちから否定され続けて成長することが多く、
それゆえ、二次障害として、人格障害を発することが多いのです。
だから、過保護というのはいけません。
子どもは自分の失敗から学ぶ能力を備えているのです。
にもかかわらず、「子どもが失敗しないように」と、親が先に手を回すのは、
子どもの学びのチャンスを、親が握りつぶすことになるわけです。
失敗しても良いから、子どもを信用し、自らの力で困難を乗り越えさせること。
これこそが、親の愛だろうと思います。

2つ目のパート。
「個人的な長所」「対人関係に役立つ長所」「知性に関する長所」について、
著者がまとめてくれているところです。
私自身について言えば、学生時代から今現在も含め、
周りの人たちからよく「ストイックだよね~」と言われます。
それは、世間に流されず、自分でよしと決めたらその生き方を貫き通すから。
でも、自分の生き方を貫くことは、決して苦痛などではありません。
世間に合わしている方が苦痛なわけで、周りの人からストイックだと思われても、
それをやっている自分自身は、快適で仕方がないのです。
だからこそ、そのような生き方を長期にわたり継続できるのだろうと思います。
紹介されている3つの長所を、さらに伸ばせるよう頑張りたいですね。

そして、最後のパート。
ここでは、とにかく「やり抜く」と決めたら、歩みを止めず、
半歩でも一歩でも前進しようと努力し続け、
苦しくなっても途中であきらめたり、投げ出したりせず、
日々自己鍛錬を怠らず、失敗にくじけないことの大切さを、
著者は読者に伝えようとしています。
そして、私も書かれているような「やり抜く力」を発揮し、
自分の人生を切り開いていきたいと、強く願っています。

それでは、これにて今年の本のご紹介は終わりです。
平成最後の年越し、皆さんにとっての来年が良い年でありますように。
今年も1年、ご愛読、有難うございました。




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Last Modified : 2019-01-03