時代に遅れない「頭の体操」

2019/02/07 (木)  カテゴリー/本のご紹介

節分も終わり、いよいよ春に向かって季節が進むこの季節。
幼稚園や学校では、卒業式の準備に追われる時期でもあります。
色々なものが芽吹いてくる、嬉しく楽しい季節でもあります。

さて、今日からご紹介するのはこちらの本。

人生 頭の体操


心理学者で、累計部数1200万部を超えるベストセラーとなった
「頭の体操」シリーズの著者、多湖輝氏の1冊です。

今日と次回は、こちらの本の中から印象的だった個所をご紹介します。

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1 時代に遅れない「頭の体操」
●新聞・週刊誌・テレビ・インターネットの「頭の体操」的見方、読み方
(略)
ちょっと踏み止まって考えなければいけないことは、
洪水のようにやってくる情報をどう処理し、整理していくのかの問題です。
価値観がすっかり変化した中で、情報に流されるまま漫然と過ごしていると、
自分のアイデンティティを失ってしまう恐れがあるからです。
テレビを見ていても憂鬱、見なくても憂鬱という思いにとらわれたら、
一度すべての情報源を遮断してしまってはどうでしょう。
そう考えて私は、一度新聞をすべて止めてみました。
テレビもほとんど見ませんでした。
そういう試みをやってみますと、
巷にあふれる情報源のそれぞれの役割が見えてくるものです。
(略)


2 生きがいを見つける「頭の体操」
●独自性を保つための情報の切り捨て
(略)
ここまでの情報過多の時代になると、
むしろ情報を切り捨てる勇気を持つことこそ、
そういう生き方への頭の切り替えこそが、
自分の独自性を保つために必要になってくるでしょう。

●問題にのめり込んだとき必要な「棚上げ・幕引き思考」
(略)
自分が何かにのめり込んでいると感じたときは、
問題の途中でも棚上げをしてしまって、
一回幕引きをしてみることは大事なことだと思います。
頭の悪いやり方は、いつまでもそれを追い続けることで、
結局は自滅するしかないところまでいってしまうことです。
一回降りたからと言って、復活してはいけないということではありません。
立ち止まって、何かの可能性や戦術を探って、
見通しをしっかりと読んでからでも遅くはないと言いたいのです。
日本の企業、人々の生き方の中に、
こうした視野の狭さは、随所に見受けられます。
それはまるで、目の前の柵のうしろにエサを置かれたひよこのようです。
ひよこは目の前のエサから、
離れることができませんからやがて飢え死にしてしまいます。
すこし「頭の体操」ができれば、ちょっと下がって全体を見渡して、
柵の裏側に回ってエサを獲得することができるのです。
(略)

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「情報に流されるまま漫然と過ごしていると、
 自分のアイデンティティを失ってしまう」と警鐘を鳴らしておられますが、
実はこの本、1997年12月に出版されたもの。
20年ほど前に世に出たものですが、まさに今の状況に当てはまります。

自分の価値基準などを「世間」に決め付けられるのが嫌で、
著者の「一度すべての情報源を遮断してしまってはどうでしょう」
という提案を知る前に、既に私はそのような生活をするようになりました。
テレビもない、新聞も読まない、
インターネットもつながない、スマホも持たない…。
一旦、「情報化社会」の外に身を置くと、
そういう社会に埋没していた時には見えなかったものが、
自然とたくさん見えるようになってきます。
これまで「必要だ」と思っていたものが、実は必要ではなく、
単に、そう思い込まされてしまっていただけだ…ということもわかります。
「情報」というのは、その裏に「心理学」が利用されているものが多く、
情報を受け取るこちら側が、情報を送り出す側に操作されている…
ということも、簡単にわかるようになります。
操られないためには、そういった情報と接触しないことが大切です。

「自分らしく」「自由に」生きるためには、
世の中の動向など気にする必要はありません。
日本人から愛される「良寛さん」も、仏教の開祖であるお釈迦さまも、
アシジの聖フランシスコも、裕福な家に生まれた人たちばかり。
何故、そのような生活を捨てて、厭世的な生き方を探求したのか。
興味のある方は、是非彼らについて書かれた本を読んでみて下さい。

「何事も途中で投げ出すな!」なんて言われて、私たちは育ちました。
しかし、そういう価値観も、自分で作り上げたものではなく、
世間や親が一方的に押し付けてきたものです。
著者が言うように「問題の途中でも棚上げをしてしまって、
一回幕引きをしてみる」こと、つまり、
その問題から少し距離を取って、俯瞰してみることも大切なのです。
目の前しか見えない視野狭窄の状態は、危険です。
色々な方法や抜け道があるのに、それを見ようともせず、
一心不乱に直進ばかりしようとすると、いずれ自滅するのです。

次回も、こちらの本からのご紹介です。




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