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2019-05-19 (Sun) 09:00

自分の人生を明るく演出できるのは自分しかいない

今年は、5月から30度を超える暑さに見舞われ、
日本では体調を崩されている方も多いようですが、
皆さん、お元気でお過ごしでしょうか?

さて、今日もあちらの本からご紹介します。
今日は、とっても勇気をもらえると思います!

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◆自分の人生を明るく演出できるのは自分しかいない
同時にまた人生は、その大部分を自分自身でつくっていくものである。
一人ひとりがそれぞれの心という大地の上に小さな世界を創造するのだ。
明るい心の持ち主は楽しい人生を送り、不満だらけの人間は惨めな人生を送る。
「心は私の天国である」という言葉はすべての人に通用する。
たとえ貧しくても、あるものは王者の心を持ち、
たとえ王であっても、ある者は奴隷の心を持つ。
人生はその大部分が自分自身を映す鏡にすぎない。
善良なものにとって世の中は善であり、悪人にとっては悪なのである。
人生とは世の中に役立つよう努力をする場所、
健全な思想を持って正しい生活を送り、
自分自身のためばかりでなく他の人たちの幸せをも願って働く場所である。
こういう人生観を持つようになれば、
希望にあふれた楽しい生き方ができるにちがいない。
しかし、もしも反対に、人生を、
自己だけの利益と快楽と富を追求するチャンスだと思うなら、
そういう人にとって、それは労役と失望の連続に終わってしまうことだろう。

◆今この場で“本分”を尽くす!
人間は生きている間に、世の中の一員として
自分がやらねばならないことを忠実に果たさねばならない。
このことは価値ある人生の目的であり終極である。
ここから真実の喜びが生まれる。
この自覚は何にも増して人に満足感を与え、
それがなければ後悔と失望の念に駆られるだろう。
そして地上におけるすべての役目を果たし終えた時、
かいこが小さな繭をつくって死んでいくように、われわれも息絶えてゆく。
だが、たとえ地上での生活がはかなく短いものであっても、
われわれは定められた場所で大きな目的に向かって
力の限りを尽くさなければならない。
その大任を無事果たすことができれば、肉体の死など、
ついに手にした不滅の魂に比べればものの数ではないのだ。

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如何でしょう?
お読みになって、既に勇気がむくむくと湧いてきた方もいらっしゃるのでは?

まずは、前半から。
ここで特に印象劇なのは、
「人生はその大部分が自分自身を映す鏡にすぎない」という言葉。
幸せな人生にしたければ、幸せを感じ取れる能力を伸ばさねばなりません。
不幸な人生にしたいなら、不幸に敏感でいればいいのです。
自分がどういう価値観で生き、どういう考えを持ち、
どういう人生を作ろうとし、そしてその覚悟をするか否かは、
すべて時代や他人や周りの状況に依存するのではなく、
自分自身にかかっているのだということを、肝に銘じればいいのです。

今の私は、死に際に「ああ、いい人生だった」と言いたいという思いが強く、(笑)
毎日をどう生きれば、その言葉を言えるかな~?と考えながら、
思い付く限りを実践しつつ、幸せに生きられているように感じます。
食生活を含めた生活改善を実施し、適度に運動し、
常にポジティブに物事を考えようと努力し、口角を上げて笑顔を作り、
通りすがりの方とも、オランダ在住時のように挨拶し、
季節の移ろいなど、自然がもたらしてくれる「生」に対する喜びを味わい、
自分のためではなく、世のため、人のために生きるように努める。
すると、本当に、毎日が幸せに満ち溢れてきます。
他人から見れば、不幸な生活にしか見えないかもしれません。
でも、そんなことは、どうでもいいのです。
人から幸せそうに見える生活を送るのではなく、
自分自身が心の底から幸せと喜びを感じられる生き方ができていれば、
それが、本当の「幸せな人生」だからです。

そして、後半。
「人間は生きている間に、世の中の一員として
 自分がやらねばならないことを忠実に果たさねばならない。
 このことは価値ある人生の目的であり終極である」
とありますが、これは本当にその通りだと思います。
つまり、「働いて税金を納める」という基本的なことは当然として、
各人が生まれながらに与えられている「使命」を見つけ、
その「使命」を果たそうと、力の限りを尽くすことができれば、
「真実の喜びが生まれる」と著者が言っているわけです。

「自分がやらねばならないこと」をやっているつもりでも、
そこに「喜び」が伴っていなければ、それは、
自分に任された「使命」を生きていないということです。
つまり、「使命」がまだ見つかっていない状態か、
「使命」を探そうともせず、ただ漫然と生きているか、
どちらかの状態ではないでしょうか。

「肉体の死など、 ついに手にした不滅の魂に比べれば
 ものの数ではない」と著者が言うように、
一体「自分」とは、何を指して「自分」というのか?という問題を、
真剣に考えて、その答えが見つかった人たちにとっては、
「肉体」よりも「魂」の重要さがどれほど大きなものであるか、
この真実を理解できるようになるのでしょう。

以上で、こちらの本からのご紹介は終わりです。




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Last Modified : 2021-01-03