あっという間に、もう6月!!
今月が終われば、今年も半分終了です。
毎年思いますが、本当に時の経つのが早すぎる…。(汗)
さて、今日も前回からご紹介し始めたあちらの本から、
印象的だった個所を…。
==========================
●人の話を鵜呑みにせず、自分で吟味するクセをつける
自分というものをしっかり持っていないと、
有名人が宣伝していたからとか、みんながやっているからという理由で、
周りに流されて、あれこれやってしまう人もいるよね。
(略)
パチンコ屋さんへ通っている人の中には、
「今月はいい台に当ってさ、一晩で十万儲けた」とか言う人もいるけど、
その人が十万円儲ける前に損した金額を計算したら、
何百万円損しているかもしれないんだ。
だから、安易に人の話を鵜呑みにしてはいけないんだよ。
人の話を鵜呑みにしないためにも、ある程度の教養は必要だから、
基礎的な知識は学べるときに学んでおくことが大切だと思うよ。
運と教養を積んだ人は、かたよった考え方をしていても、
気づいた時に自分でうまく修正できるけど、
中途半端な教養の人は、本当は良い考え方をしていたのに
自分で悪い考えへ変えてしまったり、自ら悪い方向へ暴走してしまったりするからね。
普段から「よく分からないけど、人に聞けばいいや」という態度では、
人の意見を見極める際の判断基準がいつまで経ってもできないから、
きちんと自分で物事を考え、判断するクセをつけるようにしたいね。
●とにかく逃げることも必要
いじめをしている人たちは、自分たちが仏様から命を預かっていて、
いずれはお返ししに行くことを忘れているんだろうね。
そのときには恥ずかしい格好じゃなくて、
立派な人間になって仏様と会おうという気持ちがないから、
そういうむちゃくちゃなことができるんだよ。
いじめている子の親は、自分たちの子どもがいじめているとは
これっぽっちも思わないんだよね。
「うちの子に限ってそういうことはしません」と周りにいつも言っていて、
そう思っているから、いじめなんて眼中にないんだ。
そういう親だから、子どもに対して「おまえ、いじめてきたんでしょう!」とは
たぶん言わないんだよ。
だから事件があったりすると、周りの人は
「あの子はそういうことをする子じゃなかった」とか
「そんなことないですよ」とか言っているよね。
結局、いかにして自分たちを防御するかということだけを考えているから、
そういう態度になるんだよ。
いじめにあってつらい思いをしている人たちは多いと思うけど、
なるべくいじめる人のところへ行かないようにしたらいいよ。
(略)殴られても構わないから、パッと離れていくことが大切なんだ。
相手から逃げるときに、殴られるのが怖いからといって、
じっとしていたらダメなんだよ。
逃げて逃げて、逃げ倒せばいい。(略)
いじめられる子は、攻められっぱなしでいると、行き先がなくなってしまうからね。
たとえば「百円持ってこい」と言われたら百円を持ってくるから、
(略)そのうちに、だんだんだんだん桁が大きくなって、
「五千円持ってこなかったら、今度は蹴飛ばすぞ。
ひどい目にあうんだ。わかってんだろうな!」とエスカレートするんだよ。
(略)
いじめをなくそうと思うなら、大人も子どもも、
つねに感謝と思いやりの気持ちを持つということに尽きるよ。
いじめている子どもだって、仏様の慈悲をいただいて生かしてもらっているんだから、
せっかくいただいた命を悪いことに使うより、
みんなが幸せになる方向へ使った方がいいと気づいてほしいよね。
戦争なんかでも同じだよ。
思いやりがないから、すべてを自分のものにしようと思ったり、
すべて自分の思いどおりにしようとするんだ。
(略)
==========================
まず、前半から。
これは、本当にその通りだと思います。
「テレビで言ってたから」「雑誌に載っていたから」という理由で、
情報を鵜呑みにする人が本当にたくさんいます。
でも、私はマスコミで仕事をしてきているので、
人一倍、マスコミの情報を信用しないタイプの人間だと思います。
制作する側の人間だったもので…。(苦笑)
マスコミに限らず、人の口から出た情報は、ある程度脚色されているもの。
針小棒大に話す人も、普通にいます。
だから、安易に人の話をうのみにせず、これまでの自分の経験や知識、
また、日々の学びを通して、「話半分」に聞くのが正解でしょう。
「きちんと自分で物事を考え、判断するクセをつけるようにしたい」と
著者がおっしゃっているように、何においても、
自分できちんと考えて判断できるよう、普段から「学ぶ」ことが重要です。
そして、後半。
子どもの世界にしかいじめがないわけではありません。
いじめは、社会人になってから、会社や組織の中でもありますし、
また、夫婦や親子間でも行われています。
特に、「家庭」の中で行われているいじめは、「虐待」だったり、
「DV」や「モラハラ」など、本当に性質が悪いにもかかわらず、
閉鎖空間であるがゆえ、外からは非常に見えにくく、
また、運命共同体である「家族」という特殊な関係間で起こっているから、
当事者が「通報」することも、相当難しいという現状があります。
私の経験から言って、
「いじめている子の親は、自分たちの子どもがいじめているとは
これっぽっちも思わないんだよね」
「『うちの子に限ってそういうことはしません』と周りにいつも言っていて、
そう思っているから、いじめなんて眼中にないんだ」
という著者の言葉は、真実です。
「うちの息子が嫁に暴力をふるうなんて、あり得ない。
よっぽどひどい嫁なんでしょ」ってことになるわけです。
夫が先に手を出して、妻の方が正当防衛であるにもかかわらず、
平気で「俺は正当防衛だ! 嫁の方が先に手を出した!!」などと、
大嘘を平気でつけてしまうような人間が出来あがってしまうのは、
こういう親の育て方に大きな原因があると思われます。
「思いやりがないから、すべてを自分のものにしようと思ったり、
すべて自分の思いどおりにしようとするんだ」とありましたが、
人を人として、しかも自分の伴侶をまるで「モノ」のように扱うことが当たり前で、
人としての尊厳すら認めないような卑劣な人間がいるのです。
家の外では、まるで被害者夫であるような顔をして、周りを騙し、
一生懸命真面目に生きている妻を、悪者に仕立て上げてしまう天才が。
だから、子どもに限らず、年齢に関わらず、
いじめや暴力、モラハラに遭っている人は、
「逃げて逃げて、逃げ倒せばいい」んです。ホント。
そうしないと、いつまで経っても幸せな人生を送ることなどできません。
何よりも大切なのは、親に対して申し訳ないなどという気持ちでも、
世間からどう見られるかでもなく、自分を大切にしてあげること。
自分を大切にできないと、幸せになることなどできないのです。
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今月が終われば、今年も半分終了です。
毎年思いますが、本当に時の経つのが早すぎる…。(汗)
さて、今日も前回からご紹介し始めたあちらの本から、
印象的だった個所を…。
==========================
●人の話を鵜呑みにせず、自分で吟味するクセをつける
自分というものをしっかり持っていないと、
有名人が宣伝していたからとか、みんながやっているからという理由で、
周りに流されて、あれこれやってしまう人もいるよね。
(略)
パチンコ屋さんへ通っている人の中には、
「今月はいい台に当ってさ、一晩で十万儲けた」とか言う人もいるけど、
その人が十万円儲ける前に損した金額を計算したら、
何百万円損しているかもしれないんだ。
だから、安易に人の話を鵜呑みにしてはいけないんだよ。
人の話を鵜呑みにしないためにも、ある程度の教養は必要だから、
基礎的な知識は学べるときに学んでおくことが大切だと思うよ。
運と教養を積んだ人は、かたよった考え方をしていても、
気づいた時に自分でうまく修正できるけど、
中途半端な教養の人は、本当は良い考え方をしていたのに
自分で悪い考えへ変えてしまったり、自ら悪い方向へ暴走してしまったりするからね。
普段から「よく分からないけど、人に聞けばいいや」という態度では、
人の意見を見極める際の判断基準がいつまで経ってもできないから、
きちんと自分で物事を考え、判断するクセをつけるようにしたいね。
●とにかく逃げることも必要
いじめをしている人たちは、自分たちが仏様から命を預かっていて、
いずれはお返ししに行くことを忘れているんだろうね。
そのときには恥ずかしい格好じゃなくて、
立派な人間になって仏様と会おうという気持ちがないから、
そういうむちゃくちゃなことができるんだよ。
いじめている子の親は、自分たちの子どもがいじめているとは
これっぽっちも思わないんだよね。
「うちの子に限ってそういうことはしません」と周りにいつも言っていて、
そう思っているから、いじめなんて眼中にないんだ。
そういう親だから、子どもに対して「おまえ、いじめてきたんでしょう!」とは
たぶん言わないんだよ。
だから事件があったりすると、周りの人は
「あの子はそういうことをする子じゃなかった」とか
「そんなことないですよ」とか言っているよね。
結局、いかにして自分たちを防御するかということだけを考えているから、
そういう態度になるんだよ。
いじめにあってつらい思いをしている人たちは多いと思うけど、
なるべくいじめる人のところへ行かないようにしたらいいよ。
(略)殴られても構わないから、パッと離れていくことが大切なんだ。
相手から逃げるときに、殴られるのが怖いからといって、
じっとしていたらダメなんだよ。
逃げて逃げて、逃げ倒せばいい。(略)
いじめられる子は、攻められっぱなしでいると、行き先がなくなってしまうからね。
たとえば「百円持ってこい」と言われたら百円を持ってくるから、
(略)そのうちに、だんだんだんだん桁が大きくなって、
「五千円持ってこなかったら、今度は蹴飛ばすぞ。
ひどい目にあうんだ。わかってんだろうな!」とエスカレートするんだよ。
(略)
いじめをなくそうと思うなら、大人も子どもも、
つねに感謝と思いやりの気持ちを持つということに尽きるよ。
いじめている子どもだって、仏様の慈悲をいただいて生かしてもらっているんだから、
せっかくいただいた命を悪いことに使うより、
みんなが幸せになる方向へ使った方がいいと気づいてほしいよね。
戦争なんかでも同じだよ。
思いやりがないから、すべてを自分のものにしようと思ったり、
すべて自分の思いどおりにしようとするんだ。
(略)
==========================
まず、前半から。
これは、本当にその通りだと思います。
「テレビで言ってたから」「雑誌に載っていたから」という理由で、
情報を鵜呑みにする人が本当にたくさんいます。
でも、私はマスコミで仕事をしてきているので、
人一倍、マスコミの情報を信用しないタイプの人間だと思います。
制作する側の人間だったもので…。(苦笑)
マスコミに限らず、人の口から出た情報は、ある程度脚色されているもの。
針小棒大に話す人も、普通にいます。
だから、安易に人の話をうのみにせず、これまでの自分の経験や知識、
また、日々の学びを通して、「話半分」に聞くのが正解でしょう。
「きちんと自分で物事を考え、判断するクセをつけるようにしたい」と
著者がおっしゃっているように、何においても、
自分できちんと考えて判断できるよう、普段から「学ぶ」ことが重要です。
そして、後半。
子どもの世界にしかいじめがないわけではありません。
いじめは、社会人になってから、会社や組織の中でもありますし、
また、夫婦や親子間でも行われています。
特に、「家庭」の中で行われているいじめは、「虐待」だったり、
「DV」や「モラハラ」など、本当に性質が悪いにもかかわらず、
閉鎖空間であるがゆえ、外からは非常に見えにくく、
また、運命共同体である「家族」という特殊な関係間で起こっているから、
当事者が「通報」することも、相当難しいという現状があります。
私の経験から言って、
「いじめている子の親は、自分たちの子どもがいじめているとは
これっぽっちも思わないんだよね」
「『うちの子に限ってそういうことはしません』と周りにいつも言っていて、
そう思っているから、いじめなんて眼中にないんだ」
という著者の言葉は、真実です。
「うちの息子が嫁に暴力をふるうなんて、あり得ない。
よっぽどひどい嫁なんでしょ」ってことになるわけです。
夫が先に手を出して、妻の方が正当防衛であるにもかかわらず、
平気で「俺は正当防衛だ! 嫁の方が先に手を出した!!」などと、
大嘘を平気でつけてしまうような人間が出来あがってしまうのは、
こういう親の育て方に大きな原因があると思われます。
「思いやりがないから、すべてを自分のものにしようと思ったり、
すべて自分の思いどおりにしようとするんだ」とありましたが、
人を人として、しかも自分の伴侶をまるで「モノ」のように扱うことが当たり前で、
人としての尊厳すら認めないような卑劣な人間がいるのです。
家の外では、まるで被害者夫であるような顔をして、周りを騙し、
一生懸命真面目に生きている妻を、悪者に仕立て上げてしまう天才が。
だから、子どもに限らず、年齢に関わらず、
いじめや暴力、モラハラに遭っている人は、
「逃げて逃げて、逃げ倒せばいい」んです。ホント。
そうしないと、いつまで経っても幸せな人生を送ることなどできません。
何よりも大切なのは、親に対して申し訳ないなどという気持ちでも、
世間からどう見られるかでもなく、自分を大切にしてあげること。
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Last Modified : 2020-01-05