8月も下旬に入りました!
私の今年のお盆休みは5連休でした。
私にはやはり、長期休暇は向かないですね~。
休み明けの仕事再開は、体の負担が大きかった…。(涙)
ずっと仕事をしている方が、楽ちんです♪
さて、今日ご紹介するのはこちらの本。
ここ数年、宗教関連本もたくさん読んでいるのですが、
こちらは「禅」を主軸に置いたものです。

たくさんの著書をお持ちの方が書かれたもので、
私もこれ以外に数冊、拝読しています。
では、こちらの中から印象的だった個所を。
==========================
第三章 所作を整える――“自分自身と向き合う”編
●ゴミは正しく捨てる
(略)
お遍路さんがかぶっている笠には「同行二人」と書かれています。
一人でお遍路をしても、歩いているのは二人なのです。
一人は自分、そしてもう一人は弘法大師・空海さんです。
お遍路さんが行く道には、必ず、空海さんが寄り添ってくれている。
ですから、つらくても、苦しくても、歩ききることができるというわけです。
私たちは一人で生きているのではありません。
いつだって心のなかの仏様と手を取り合って人生を歩いている。
心のなかの仏様とは、自分が持っている正しい心、
美しい心といってもいいでしょう。
(略)
●朝起きたら、窓を開ける
(略)
日本ほど四季折々の美しさを実感できる国はありません。
朝はそれを感じとる最高の時間です。
修行中の雲水は「暁天坐禅」といって、まだ朝が明けきらないうちから坐禅をします。
そこから修行の一日が始まるのです。
深く息を吸い込み、静かに自然の移ろいを感じながら、
心と体を整えてその後の修行に臨むためです。
朝をどう過ごすかで、その日一日はまったく違ったものになります。
(略)
朝を大切にする人は一日を大切にする人、
そして、人生を一所懸命、大切に生きる人なのです。
●過去のことは悔まない。将来のことを不安に思わない
(略)
過ぎ去ってしまったことは、変わりようのない事実です。
今になっていくら悔やもうと、取り返しがつかない。
やり直すことはできないのです。
また、将来どうなるかは、そのときになってみないと、わかりませんね。
今、気を揉んでもまったく意味はないのです。
==========================
まず、最初のパート。
私はお遍路さんについては詳しくなかったので、
この本を読んで、「なるほど~」と思わされました。
これは、キリスト教では、救い主・イエスキリストと一緒に、
苦難の人生を歩む感じでしょうか。
「ひとりぼっち」で生きるのではなく、
常に「心の支え」である存在とともに生きていると思えたら、
とても心強いですよね。
続いてのパート。
私はここ数年、禅寺にこもってみたい…という衝動に駆られることが多く、
そういった受け入れをしている寺を探してみたこともあります。
様々な呼吸法について学んだこともあり、座禅や瞑想を、
禅寺で実際に行ってみたいと思うようになったのです。
私は「早寝早起き」を励行して数年経ちましたが、
本当に、夜がまだ明けていない時間に目覚め、
徐々に日が昇ってくる空の変化を眺めたりすると、
「自然の偉大さ・素晴らしさ」に驚嘆します。
時折家を出て、東雲(しののめ)の空を体全部で感じようと、
しばし、佇んだりもしています。
「朝をどう過ごすかで、その日一日はまったく違ったものになります」
「朝を大切にする人は一日を大切にする人、
そして、人生を一所懸命、大切に生きる人」
と著者は言いますが、本当にその通りだと思います。
そして、最後のパート。
これも、私がここ数年、ずっと心に抱いていることです。
過ぎ去ってしまい、もう変えようのない過去をいくら嘆いても、
まだ、来もしていない未来をいくら案じても、
何の意味もないのです。
そんなことよりも、「今」「この瞬間」をしっかり深く味わうこと。
丁寧に生き切ること。楽しむこと。喜ぶこと。
そのことの方が、よっぽど大切なのです。
読後、爽やかな気持ちになれる1冊です。
機会があれば、是非全編ご覧くださいね。
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私の今年のお盆休みは5連休でした。
私にはやはり、長期休暇は向かないですね~。
休み明けの仕事再開は、体の負担が大きかった…。(涙)
ずっと仕事をしている方が、楽ちんです♪
さて、今日ご紹介するのはこちらの本。
ここ数年、宗教関連本もたくさん読んでいるのですが、
こちらは「禅」を主軸に置いたものです。
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たくさんの著書をお持ちの方が書かれたもので、
私もこれ以外に数冊、拝読しています。
では、こちらの中から印象的だった個所を。
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第三章 所作を整える――“自分自身と向き合う”編
●ゴミは正しく捨てる
(略)
お遍路さんがかぶっている笠には「同行二人」と書かれています。
一人でお遍路をしても、歩いているのは二人なのです。
一人は自分、そしてもう一人は弘法大師・空海さんです。
お遍路さんが行く道には、必ず、空海さんが寄り添ってくれている。
ですから、つらくても、苦しくても、歩ききることができるというわけです。
私たちは一人で生きているのではありません。
いつだって心のなかの仏様と手を取り合って人生を歩いている。
心のなかの仏様とは、自分が持っている正しい心、
美しい心といってもいいでしょう。
(略)
●朝起きたら、窓を開ける
(略)
日本ほど四季折々の美しさを実感できる国はありません。
朝はそれを感じとる最高の時間です。
修行中の雲水は「暁天坐禅」といって、まだ朝が明けきらないうちから坐禅をします。
そこから修行の一日が始まるのです。
深く息を吸い込み、静かに自然の移ろいを感じながら、
心と体を整えてその後の修行に臨むためです。
朝をどう過ごすかで、その日一日はまったく違ったものになります。
(略)
朝を大切にする人は一日を大切にする人、
そして、人生を一所懸命、大切に生きる人なのです。
●過去のことは悔まない。将来のことを不安に思わない
(略)
過ぎ去ってしまったことは、変わりようのない事実です。
今になっていくら悔やもうと、取り返しがつかない。
やり直すことはできないのです。
また、将来どうなるかは、そのときになってみないと、わかりませんね。
今、気を揉んでもまったく意味はないのです。
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まず、最初のパート。
私はお遍路さんについては詳しくなかったので、
この本を読んで、「なるほど~」と思わされました。
これは、キリスト教では、救い主・イエスキリストと一緒に、
苦難の人生を歩む感じでしょうか。
「ひとりぼっち」で生きるのではなく、
常に「心の支え」である存在とともに生きていると思えたら、
とても心強いですよね。
続いてのパート。
私はここ数年、禅寺にこもってみたい…という衝動に駆られることが多く、
そういった受け入れをしている寺を探してみたこともあります。
様々な呼吸法について学んだこともあり、座禅や瞑想を、
禅寺で実際に行ってみたいと思うようになったのです。
私は「早寝早起き」を励行して数年経ちましたが、
本当に、夜がまだ明けていない時間に目覚め、
徐々に日が昇ってくる空の変化を眺めたりすると、
「自然の偉大さ・素晴らしさ」に驚嘆します。
時折家を出て、東雲(しののめ)の空を体全部で感じようと、
しばし、佇んだりもしています。
「朝をどう過ごすかで、その日一日はまったく違ったものになります」
「朝を大切にする人は一日を大切にする人、
そして、人生を一所懸命、大切に生きる人」
と著者は言いますが、本当にその通りだと思います。
そして、最後のパート。
これも、私がここ数年、ずっと心に抱いていることです。
過ぎ去ってしまい、もう変えようのない過去をいくら嘆いても、
まだ、来もしていない未来をいくら案じても、
何の意味もないのです。
そんなことよりも、「今」「この瞬間」をしっかり深く味わうこと。
丁寧に生き切ること。楽しむこと。喜ぶこと。
そのことの方が、よっぽど大切なのです。
読後、爽やかな気持ちになれる1冊です。
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Last Modified : 2019-08-21