掃除とは、自分の心を洗い、磨くこと

2020/12/12 (土)  カテゴリー/本のご紹介

今年は夏も結構楽だったし、冬も予想以上に温かくラクさせてもらっています。
前回の記事で「出さなくては!」といっていたコタツも、
結局、12月に入ってからセットしたものの、まだ通電の必要もなく、
夜も「例年の冬」のつもりで寝ていると、途中で暑くて起きる始末。(笑)
コロナで大変な1年でしたが、気温(気候)には恵まれました。
野菜も、この時期としては驚愕の安さで、毎日大量に食べています!
ああ、幸せ~~~♪

さて、今日からは久しぶりに本のご紹介を。

禅と掃除 清々しく暮らす


昨年の秋に読んだ本。
ご紹介まで、1年以上の時間が経っております。(汗)

では、こちらから印象的だった個所を。

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第1章 掃除とは、自分の心を洗い、磨くこと—枡野俊明
●清らな空間に身を置くと、自然と心も整うようになる
・部屋の乱れは心の乱れ
(略)
人間というのは、元来がものぐさにできています。
ですから、ちょっと油断をするとすぐに楽なほうへ楽なほうへと流されてしまう。
面倒なことはしたくないし、なるべく避けて通ろうとします。
(略)人は易きに流されやすいのです。
これに歯止めをかけるには、まず身の回りを整え、自分の生活を律することです。
お釈迦さまもおっしゃっています。
「心は乱れやすい。だから律する必要がある」と。
幸い人はきれいに整えられた空間に身を置くと自らを律する気持ちが強くなります。
(略)心が整ってくるからです。
掃除は、心を整え、律するための大事な大事な最初の一歩なのです。

・掃除とは、己の心を磨くこと
禅には人が美しく丁寧に生きるための知恵がたくさん用意されています。
たとえば、「一掃除二信心」という禅の言葉があります。
これは、最初にやるべきは掃除であり、信心は掃除が済んでからのこと。
塵や埃をきれいに払い、丁寧に拭き清め、空間をきちんと清浄に整えてこそ、
心が整い、信心も生まれる、という意味です。
信心をするには清らかな空間が必要であり、
そうした清浄な空間に身を置かないと心も整わない、
というのが禅の基本的な考え方なわけです。
このため修行僧のいる禅寺では、
掃除を座禅と同じくらい大切な修行ととらえ、徹底してこれを行います。
一日三回(朝食前、午前中、昼食後)、本堂や諸堂の隅々まで雑巾がけをするほか、
風が強く、埃が舞う日などはさらに一、二回拭き掃除をします。
また、境内の掃き掃除もお天気を見計らいながら随時行います。
(略)
掃除というのは、汚れを取るのが目的ではなく、心を磨くために行うものだからです。
このため禅寺の修行僧は、掃除についてこう教えられます。
「己を磨くつもりで床を磨きなさい」
人はみな純粋無垢な心を持って生まれてきます。(略)
ところが成長するにつれて人の心には、さまざまな塵や埃がたまるようになり、
だんだん仏性が曇っていきます。
欲、怒り、執着、嫉妬、偏見などは最たるもので、
これらは放っておけば、垢のようにこびりついて、
心にまといつきかき乱す煩悩、雑念となります。
それに振り回され、もがき、苦しむのは、ほかの誰でもない自分自身です。
であるからこそ、心に塵や埃がつかないように
いつもきれいに磨いておく必要があるのです。
座禅が「静の修行」なら、掃除は「動の修行」です。
掃除をするときは、ただ掃除をすることだけに集中します。
掃くときは掃くことだけに、拭くときは拭くことだけに、
目の前にあるいまこの瞬間に没頭する。
禅の修行の根本です。そうやって仏性を磨き出す。
汚れを一つ落とす、ごみを一つ片づける。
そのたびに、一つ、また一つと、心が軽くなり、気持ちがすっきりします。
心の曇りが取れ、整っていくのです。
(略)

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早寝早起き生活を実践し、数年が経ちました。
早朝、静けさの中に身を置き、只管掃除に打ち込むとき、
目で見える「スッキリさ」「清潔さ」に心も奇麗になることを、
これまでの実践・経験で学んだ私。
今回ご紹介した内容は、本当にその通りだと実感しています。

前半部分にある
「掃除は、心を整え、律するための大事な大事な最初の一歩」という言葉。
掃除機を使うのではなく、ホウキと雑巾を使って、静かな掃除を行うことも大切。
耳に雑音が入っていては、心を整えるのは難しいからです。
そういう意味では、世間の雑踏も聞こえてこない早朝が一番適していると思います。

後半では、
「修行僧のいる禅寺では、掃除を座禅と同じくらい大切な修行ととらえ、
徹底してこれを行います」とありましたが、
私自身も早朝掃除を通して、「掃除は心の修行なのだ!」との発見をしたため、
この言葉が、ス~ッと入ってきます。

さらに、「掃除というのは、汚れを取るのが目的ではなく、心を磨くために行うもの」
「己を磨くつもりで床を磨きなさい」との言葉も、心底納得。
私も、掃除が心の浄化に直結すると確信を持って以来、
掃除をするときは常に「心を浄化するのだ」との思いを抱きながら、
ホウキで丁寧にホコリを集め、雑巾で丁寧にあちこちを拭き、
奇麗になった部屋を見てスッキリするのと同時に、
心が奇麗になったことを確認して喜びを感じています。

ちょうど、年末の大掃除の季節。
今日ご紹介した内容を頭の隅に置きつつ、お掃除されては如何でしょうか?

次回も、またこちらの本からご紹介します。




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